2011年06月15日

我が家に感染症がやってきた。

お久しぶりです。

あっという間に梅雨入りして6月になってしまいました。
皆さんご無沙汰しています。

この1カ月、何をしていたかと言いますと、特にこれと言ってないのですが、
直近の一週間はいろいろと大変な1週間でした。

そうです。またもや微生物に醸されるmoako家。
今回は

『水疱瘡』でした。

自分が水疱瘡に罹った記憶は小さすぎて残ってないし、その後ずっと水疱瘡なんて
縁がなかったので、実は間近で水疱瘡の症例をみたのは初めてだったりします。

まして、大人の水疱瘡なんてね。









。。。。

そうなのです。

今回の水疱瘡、発症者はまさかの(しかしまたもや)『旦那』だったのです。



水疱瘡
原因ウイルス  ヘルペスウイルスの一種である水痘・帯状疱疹ウイルスvaricella-zoster virus
感染経路    空気感染・飛沫感染
一度かかると免疫ができるため、再び症状が出ることは少ない。
しかし、成人した後に、ストレスや疲れがたまったり、体の抵抗力が落ちたりした場合、
水痘・帯状疱疹ウイルスが再び暴れだすことがあり、これは帯状疱疹と言う。
したがって、帯状疱疹から水疱瘡がうつることもある。



症例(35歳男性)。

1〜2日目
原因不明の発熱。
旦那  『咳もないし、鼻水も出ないんだけど、熱が出たんよなー。』
moako 『えー。なんかよくない病気なんじゃないの? おたふくとか(結構いい線行ってる)。』
旦那  『おたふくはないよー。小さい時罹った記憶あるもん。』
moako 『ふーん。でも、病院行ってね』

3日目
発熱は続きつつ、小さな発疹発生。
この時点で、病院に行ってみる。
先生  『あ―――…これは… あれですねえ―…」
旦那  『あれですか…』
先生  『なんだか分かりますか(二ヤリ)??』
旦那  『いえ、なんですか??』
先生  『水疱瘡です!!!』
旦那  『!!!??』

4日目
本格的に発疹が出てきて、熱も39度越え。
カチリと呼ばれる白い塗り薬を発疹に塗っていくけど、どんどん発疹が増えて
きりがない感じ。
寝室に隔離して、ポカリスエットとみかんゼリーで生きてる。

5日目
さらに発疹が増え、大きな発疹は水胞に移行。
もういっそのこと、カチリ風呂にどぶ漬けすればいいのにと言うほどの発疹の数。
熱もまだ39度台で当然、元気もなし。

6日目
熱は37度台に下がり、少し元気になってくる。
しかし、その分猛烈に痒いらしい。
むしろ熱があった方が痒いのが気が紛れていいとのこと。
部屋をエアコンで涼しくして1日中籠る。
新しい発疹はもうほとんど出ていない。

7日目以降
徐々に発疹が水胞→かさぶたに移行し、回復期に入る。
食欲も徐々に出てきて、ご飯やうどんも食べれるようになってくる。
ただ、見た目はひどい状態なので、当然外出禁止。

10日目
仕事復帰。

14日目現在
発疹はまだ少し残っているものの、まあ、見れる感じになってる。



とまあ、こんな感じでした。
Wikipedia通りの症例だなあ(笑)

問題はですね。
うちの娘(2歳)はまだ水疱瘡に罹っていないのですよ。
水疱瘡の潜伏期間は2〜3週間とのことなので、もし今回感染していれば
今週末から来週にかけてが発症の山場と思われます。

やっと、旦那の看病が終わったのに、今度は娘の看病か―…。
恐るべし感染症ですな。
まあ、早めにやっとく方がいいというのは今回の事例でよく分かったので、
腰を据えて発症を待ちたいと思います(笑)
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2011年05月10日

O111集団食中毒。生肉の危険性は??

5月です。
暖かくなってくると、食中毒に注意!!です。
とかいっていると、北陸では病原性大腸菌O111による集団食中毒が発生してしまいました。

O157は聞いたことあるけどO111って何だ?という声も聞きますが
基本的にはO157と同様の性質を持っています。

怖い点は主に3つ

 @極めて少量の菌で発症する。
  他の食中毒菌が発症までに10の何乗レベルの菌が必要なのに対し、
  この手の菌は数十個という極めて少量の菌数で発症します。
 
 A重篤化することがある

  べロ毒素という強力な毒素を産生します。激しい腹痛・血便から
  溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を併発し最悪の場合は死に至る場合もあります。
  今回の集団食中毒では国内で初めてO111での死者が出ました。

 B潜伏期間が長い。
  潜伏期間が2〜9日と長いため、原因食材を特定しにくい。
  1週間前に何を食べたかなんて忘れてしまうし、そもそもそれが原因かも?なんて
  あまり思わないしね。
  
私の今までの認識では、生肉は内部には菌がいないから、外からの汚染がほとんど。
だから、トリミングさえすればOKだと思っていたのですが、その認識はちょっと間違っているらしい。

健康な牛の胆汁の約20%がカンピロバクターに汚染されているというデータがあるので、
胆汁を作っている肝臓すなわちレバーは内部から汚染されていることがあるようです。

…生レバーはやめとこ(笑)

他の部位の肉に関してはトリミングによりある程度汚染を減らすことはできますが、今回の事例の場合は

 卸業者は 「これは加熱用だからトリミングは必要なし」として納入し
 店側は  「卸業者がトリミングしてるから店では必要なし」としてそのままお客さんに出してました。
 そして、行政も 「生肉用の食肉はトリミングが必要」としながらも罰則規定もなかったため、言わば黙認状態。

その条件が、重なってしまった結果、この度の食中毒事件に繋がってしまいました。

このO111がどこで付着したかは現在究明中ですが、これだけ時間が経ってしまうと感染経路を特定するのは難しいかと思います。


過去に牡蠣の生食によるノロウイルス感染が多く報告されてから
牡蠣の生食に対する衛生基準は格段に整備されました。
また、牡蠣の除菌技術も多く研究され、実用化しています。
そのような経緯を経て、牡蠣の生食は今も楽しまれています。
この事件をきっかけに、肉の生食全てを禁じてしまうのではなく、
法整備と衛生技術を向上させることによって、
安心してユッケが楽しめるようになったらと思う今日この頃です。

また、ほとぼりが冷めたら、実験してみようかな(笑)。
半生のハンバーグとか、生ホルモンとか、考えてみたら結構微生物学的リスクが高い気がするなあ。
美味しいんだけど。

また報告します^^
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2011年04月15日

サイキンのオハナシは6周年を迎えました。

4月ももうあと半分。
そして、私moakoは33歳になりました。

おめでとう、私。

そして、サイキンのオハナシは6周年を迎えました。

おめでとう私。


毎年、もっと頑張る、もっと記事を書くと言いつつも
さっぱり改善されないので
今年は先に宣言しておきましょう。

 せめて、現状維持で!!


というわけで、毎年恒例のデータ整理です。
このちまちまちまちましたデータ整理をしていると
ああ、もう春なのね。と思うのです。

@投稿記事数。
   20113.jpg  
 The 尻すぼみ(笑)

A訪問者数
   2011.jpg
今年夏に行った水出し麦茶の菌検査の反響がびっくりするくらい大きく
その時期だけ訪問者数が劇的に伸びてます。
TwitterでたくさんRTされて広まったのが原因。
多いときは1日8000人とかアクセスがありました。
今までなかったことなので、嬉しい反面ちょっとドキドキした夏でした。

 20112.jpg
 
 Blogをはじめてからの訪問者の推移です。
 じりじりと訪問者の方が増えており、嬉しい限りです。

B検索ワードトップ10

  1 サイキン     
  2 口蹄疫      
  3 シュールストレミング
  4 moako      
  5 卵      
  6 サルモネラ菌      
  7 サイキンのオハナシ     
  8 水出し麦茶      
  9 常温     
  10 牛乳

こうやって見ると、去年一年は本当にいろんなことがありましたね。
口蹄疫でたくさんの牛が処分され、みな心を痛めたこともありました。
地震以降は「ガイガーカウンター」で訪れる人が激増。
でも、まったくもって有益な情報は提供できてないので、なんだか申し訳ないです。

あ、ちなみに「サイキン」で検索している人のほとんどはきっと私です。
googleで「サイキン」と打って、自分のページを出すのが癖になってるから。

ってなわけで、今年も細々と更新していきますので、
皆さん今年もよろしくお願いします。
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2011年04月11日

お花見&水道記念館。

今年も桜の季節。
私は個人的には、桜が花開く寸前のつぼみが好き。
なんか、エネルギーがこうぎゅうーーー!っと詰まってるみたいで
見てるとこっちまでエネルギー―が注入されてるみたい。

というわけでお花見に行ってきました。
今年は残念ながら、旦那は仕事で行けず娘と二人で岡山市内の半田山植物園に行ってきました。

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 結構な階段なのですよ。山っていうくらいだから。


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            満開で―す。

ここには約800本のソメイヨシノが植えられていて、空全体を覆ってます。

この日は天気もよく、たくさんの家族連れや友達同士のグループが
お花見を楽しんでました。
私も桜の木の下でお弁当を食べ、まったり。
植物園内をぐるぐると散歩しました。

その帰り道。
気になる建物を見つけました。

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           岡山市水道記念館

こんなところにこんなものがあったなんて。
せっかくなので寄り道してみることにしました。
ちなみに入場料は無料。入り口で案内のおじさんが丁寧に案内してくれました。

岡山に上水道が設置されたのは明治38年。
日本で8番目だそうで。
今は資料館になっているこの建物もその時に建てられた旧送水ポンプ室で
有形文化財に指定されているそうです。
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     赤レンガでめちゃハイカラ。

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建物の入口の一番目立つところには「坎徳無窮」の文字が。
カントクムキュウと読むらしい。
水の徳は永遠に変わることなくつづくという意味なんだって。

この建物の中が展示スペースになっていて、いくつかの展示と、実験体験コーナーがありました。
この日は男性スタッフが1人体験コーナーに待機してましたが
向こうから話しかけるでもなく、こちらから話しかけるでもなく微妙な距離を
とりつつ、結局話せずじまい。ちょっともったいなかったかな。
 
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   遠巻きにお互いに様子をうかがってます(笑)

展示の中で、私が気に入ったのはこれ。
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当時の水道の共用栓から水を飲むことができます。
(出てくる水は実際に浄水場で処理したての水)
残念ながらこの共用栓はFRP製(笑)
水は美味しかった。普通に飲んでる水道水よりちょっと塩素が高い感じがしたけど。

外にある煙突(旧動力室煙突)も有形文化財らしい。
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ついでにいうと、私たちがお花見していた半田山には配水池があって
それも有形文化財。
そのうち1つは大正時代に作られたものだけど、まだ現役の配水池として使用されています。
いずれもレンガ造りの重厚な建物です。
この時期の建物って趣深くていいですね。

そして、この資料館は、現役の三野浄水場の敷地内にあり、
緩速ろ過池を望むことができます。

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明治の創業時に作られた4基のうち2基が現存していて、それも有形文化財。
そしてそのあと拡張工事で作られたろ過池は現役で稼働中だそうです。

しかし、緩速ろ過をしていたなんてちょっと意外。
とっくに急速ろ過に変わってしまってると思ってました。
どこに配水されてるのかなあー。
うちには来てないのかなー。

盛りだくさんの日曜日だったので、
家に着いたらくたくたで昼寝をして気付いたらもうすっかり夜になってました。
私も娘も楽しめた休日でした。
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2011年04月03日

あおっぱな その後。

どうもどうも。moakoです。
4月になってしまいました。

相変わらず、更新が滞っております。
私はと言いますと、今、なぜか今、そして今更ながら英語にハマっております。
特に今ハマっているのが、オンライン英会話教室のSkypeレッスン。
月々6000円で、毎日25分間のレッスンを受けることができるので、
巷の通学型英会話教室よりも安いし、数がこなせるし、夜中までレッスンがあるし、すっかり気に入っております。

SpeakingもListeningもまだまだ残念な状態で、
私が英語をぶつぶつ喋りはじめると、娘に
「もうっ!おかーさん! えいごしないでっ!!」と苦情を言われる始末。
よっぽど聞き苦しい発音をしているようです。


さて。それはそうと、あおっぱなの続きです。


前回、緑膿菌のようなにおいがしてきた娘の鼻水を培地にまいてみました。

そして、48時間経過後…

やっぱり全く生えてない。


前回と同じ現象です。

さて。今回はここからどう展開しようかと思案にくれておりました。
そして、思案にくれながら…すっかりそれを忘れておりました。

そして、シャーレは室温に放置されること1週間。

一週間後。

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          な、なんかでてるー!

というわけで、培養時間を延ばすとなにか菌が出てきました。
前回は48時間くらいしか培養してなかったので、もしかしたらもう少し培養時間を延ばしたら
何か出てきてたのかもしれません。

顕微鏡で見たらこんな感じ。
    P1010114.JPG
            陰性菌かな??

コロニーの形は、緑膿菌ぽくはなかったですけど…。

ともあれ、培養条件によって全く菌が出ないってこともありうることが分かりました。
これを踏まえて次の風邪の時にはまた、菌を採取してみたいと思います^^
イマイチすっきりと結論が出なくてすみません。

また風邪ひいたら培養してみます。
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2011年03月25日

あおっぱな再び。

お久しぶりです。
最近、「ガイガーカウンター」目当てでこのblogを訪れる方が多いのですが、
全く有用な情報が得られないであろうことに、なんだか申し訳ない気持ちになっているmoakoです。
関東在住なら、モニタリングする意味もあるでしょうが、
西日本在住ですので、ガイガーカウンターはいつもと同じ値を示しております。
(なんだかんだで、毎日測ってる)


さて。
このところ、風邪をひいてなかなか治らない娘(2歳)。
インフルエンザでなく、鼻、喉からくる風邪のようで、かれこれ2週間ちかく
病院通いしてます。
日中元気で夕方熱が出るけど、すぐ引くパターン。
保育園から、お迎えの要請が毎日のようにかかってきて、私もぐったりです。

かといって、保育園を休ませればよくなるわけでもないらしい。
仕方なく、気長にお付き合いしながら、現在完治を目指しております。

というわけで、娘は毎日立派なあおっぱなを出しております。
くしゃみをするともう、大惨事。


さて。今日、自分の顔が娘の顔に近づいたときに気付いたのですが…

なんか!!

どっかで嗅いだことあるニオイがする!!!


この生臭い何ともいえないニオイは・・・・

もしや、緑膿菌では?!?!



というわけで、前回中断していた試験をまた開始してみました。


 サラサラ鼻水とあおっぱな。
   http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/170243810.html
 サラサラ鼻水とあおっぱな。結果編
   http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/170914822.html
 サラサラ鼻水とあおっぱな。考察編
   http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/171638892.html


 前回、娘のあおっぱなを採取して培養してみたのですが、全く菌が出ずちょっとした論議になった実験でした。


今回も、嫌がる娘をなだめすかして、綿棒で鼻水を採取させてもらい
前回と同様、標準寒天培地にまいてみました。
(ホントは血液寒天培地とか、BHI培地とかがいいんだろうけど手持ちがなかったので)



それにしても、あのニオイは。。。。緑膿菌だったなあ…(遠い目)

というわけで現在培養中です。

結果を待て!


たまには、娘の話題を。

娘(2歳6カ月)は元気に大きくなっております。
最近は、何でも自分でできる気分=万能感にあふれており、
何か手を出そうとすると、

「じーぶーんーでーーー!!!」 と怒られることしばしば。

そんな彼女が今ハマっているのが、昔話。
特にハマっているのが「桃太郎」
しかも、自分でお話するのにハマっているので、
忙しい朝や夕ご飯前に 「おかあさんっ!きいてっ!」 と座らされて
その「桃太郎」のありがたいお話をうんうんと聞かなくてはならない。

しかし、娘の桃太郎はちょっと難あり。

娘 「むかし むかし おじいさんと おばあさんがいましたー」
私 「うんうん。」
娘 「おじいさんは かわにせんたくにいきましたー」
私 「(行ったのはおばあさんなんだけど…) うんうん。」
娘 「すると、かわから おおきな・・・」



娘 「くりの!!」



私 !!!くりの???!!




娘 「きのしたでーー! あーなーたーとわーたーし♪」


突然、おおきなくりのきのしたでにシフトチェンジし、
フルコーラス歌ってドヤ顔をするのでした。



私 「ねえねえ、ところで、ももたろうは?」


娘 「しらない!!」


桃太郎、出てこれず。
(仮に出てきても、栗太郎だろうけどね)

教訓。
 二歳児の昔話は自由。
 ももたろうはいつ桃から出てくるのか、楽しみです。
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2011年03月16日

東日本大震災。

2011年3月11日。
この日はこれから先、ずっと忘れられない日になるでしょう。

茨城県沖で発生したマグニチュード9.0の地震。
関東、東北地方に建物の倒壊、道路の寸断などの大きな被害を与えました。

そして、その影響で発生した津波。
その高さは10mを越え、あっという間に堤防を越えて町になだれ込み
町や車や建物、すべてを飲み込みました。
地震から3日経った今も、詳細が分からない地域も多くあり
東北地方の海岸沿いの町は壊滅的な被害を受けています。

本当に信じられない光景です。

また、今回の地震では、原子力発電所が大きなダメージを受けました。
地震発生で、原子炉は緊急停止したのですが、
その炉を冷却するための非常用電源が津波で水に浸かって作動せず、
一連の事故につながったようです。

テレビでは連日、原子力発電所の事故の様子が報道されており、私たちはそれを通してしか
現地の状況を知ることはできません。
「想定外」の津波が襲ったことによる、「想定外」の事故ですが被害は「想定内」だと
繰り返す東電の社員の方の苦渋の表情を見るたびに
今の事態よりもさらに悪い事態を想定する必要があるのだと思ってしまう今日この頃です。

ただ、一概に悲観している場合ではなく
この被害がどれくらいの意味を持つのかについては自分で勉強し、判断しないと
いけないのでしょう。
逆に言うと、皆それを知らないから、こんなにも日本中が不安でいっぱいになって
しまうのだと思います。

今まで、原子力発電についてはナイーブな問題としてあまり取り上げられず
わたしたちの知識が圧倒的に足りてないと思います。
普段の生活ではそれが問題になることはないのでしょうが、このように有事の時に
判断するバックグラウンドを全く持っていないと
少しの放射線でもおびえてパニックになったり、逆に退避すべきタイミングを逃したりしてしまいます。

これを機に、私たちは、原子力発電所についてもう少し、学ぶべきなのでしょう。
ただただ反対するのでなく、無条件に賛成するのでなく、無関心であるのでなく
そのバックグラウンドを得る時期に来たのだと思います。

今の私自身の認識としては、普段の数値と比べるとかなり高い値であるけれど
健康被害という面では、一般の市民に直接出るレベルではないと考えています。
今後の動向を見守りたいと思います。

まだまだ、福島原発は緊迫した状態が続いています。
現地で対応に当たっている方々には本当に頭が下がります。
緊迫した状態に何日もおかれ、本当に大変だと思いますが、
事態の収束までふんばっていただきたいです。


私が住んでいる地域は幸い、震源地からも遠く津波の影響もないところです。
いつものようにボケっと仕事としていて、地震から3時間あまりたった時に初めて地震のことを知ったくらいです。
ちなみに、私は個人でガイガーカウンターをもってるんですが、

岡山ですので、今のところ全く影響なしです。

震災について何も技術や知識を持っていない私は、なにもできなくて落ち着かないですが、
今自分がするべき仕事を、生活を、静かにすることしかないんでしょうね。

現地におられる被災された皆さんが一日も早く落ち着いた生活を取り戻しますように。
現地で頑張っておられる、自衛隊、警察、消防、ボランティアの皆さんが皆さんの希望の光になりますように。
また、不幸にも亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


最後に、微生物的なことを。

 避難所での集団生活では、インフルエンザや風邪が蔓延しがちです。
 物資が不足しているとは思いますが、マスクは有効です。
 乾燥しがちな空気の中でも、マスクをすることで喉も乾燥も防げますし、
 周りからの感染も幾分防ぐことができます。
 
 手洗いは、水が止まっていたら難しいでしょうが、
 擦式のアルコール製剤があればいいんだけど、足りてるのかな…?
 あとは、飲水の消毒や、ノロウイルスなどの食中毒に備えて、次亜塩素酸系の製剤が
 常備してあるといいのではと思います。
    →3/14 栗東市が次亜塩素酸ナトリウム(20L) を50箱支援物資として提供したそうです。
 
 消毒剤やマスクなどは食料、燃料、医薬品等に比べると、後回しにされがちですが
 集団生活をせざる追えない状況、津波で家屋に泥がかぶってしまい衛生状態がよくない状況では
 必要不可欠なものだと思います。
 是非、避難所生活が衛生的に維持できるよう、努めていただきたいと思ってます。

今後も、大変な状態がしばらく続くと思いますが、
私も私ができることを出来る範囲で頑張ります!!

明日も頑張ろう!
posted by moako at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

実験中の招かれざる客。

カビ好きな私。

2月も終わりですね。
あっという間に3月です。
もう今年度も終わりですね。
近頃は寒い日と暖かい日が交互にやってきて、
まさに三寒四温って感じです。

さてさて、仕事の方は実験実験、頭よりは手を動かす日々です。

実験をしていると、時々コンタミしてしまうことがあります。

駄目なことですよ。
コンタミは駄目なことですよ。

ですが、

ちょっと楽しい
黒ハート

どんな菌が無菌操作をかいくぐってシャーレ内に侵入してきたのか…。

今回のお客様は・・・

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            カビっ!

というわけで、招かれざる客なのですが、
綺麗なので、ちょっと写真を撮ってみました。


顕微鏡写真。
今回はセロハンテープ法を試してみました。

菌糸の先っちょをちょっとだけ、セロハンテープで採取して
それをスライドグラスに直接貼り付けて顕微鏡で観察します。
とっても簡単な方法です。
(ゆっきーさんに以前教えてもらいました。ありがとう!)
   101216_1202~0001.jpg 101216_1150~0001.jpg

   101216_1116~0001.jpg  
   コロニーの外側部分。まだまだ伸びますよーー!

写真は携帯電話で撮影したので、イマイチだなあ。
相変わらず、写真が下手な私。

でも、肉眼では結構綺麗に見えます。
本当に綺麗に写真が撮りたくば、公定法でスライド培養し、デジカメをマウントで装着して
撮影したほうがいいようです。

カビ検査マニュアルで確認したところ、
お客様はCladosporiumさんのお仲間ではないかと思われます。
通称、クロカビ。
このカビは土壌によくいるので、コンタミメンバーとしては常連さんです。



そしてまた今日のコンタミメンバー。

    110228_0923~0001.jpg

「私が先に生育したのよっ!」
「なにいってんの、私が先よっ!どきなさいよっ!!」
とイスとり合戦しているようです。
片方はアスペルギルス・ニガ―かな??

太陽風にさらされる地球に似てなくもない^^

まあ、なにはともあれ、コンタミも楽しい実験の日々なのでした。
何度も言いますが、コンタミはダメですからね。
posted by moako at 00:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月22日

九州新幹線試乗会に行きました。

今回は全く細菌関係ありません(笑)。

2月20日日曜日、岡山駅発の九州新幹線の試乗会に行ってきました。

1月に突然届いた簡易書留。
何かと思えば、試乗会の当選を知らせる封書でした。
応募してたことすら忘れていた私はビックリ。

当選倍率181倍をすり抜けての当選にびっくり。
きっと、今年の正月に、ぼっとんトイレに携帯電話を落としたからに違いない(笑)。

しかし、直前になって、旦那は日曜日に仕事が入ってしまい泣く泣く欠席。
私と娘の2人で参加することになってしまいました。
娘は鉄道が大好き。新幹線も大好きな鉄子ちゃん。

集合時間の1時間も前に、岡山駅に到着。
3月12日からの本格稼働に向け、駅の壁面に垂れ幕が出ています。

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「しんかんせんのるー!しんかんせんのるー!」とテンションが上がる鉄子。
私の周りを犬みたいにぐるぐるぐるぐるぐる回り始めたりなんかして手がつけられない。

受付。
   110220_1311~0001.jpg

受付を済ませ、ワッペンと搭乗証、お土産の袋をもらいます。
今回岡山駅から乗るのは200組。家族連れ、夫婦等が目立ちます。
1列に並んで待ちます。

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         参加証                     ワッペン

いよいよ搭乗。
車体の色は青磁をイメージした薄い青色です。

私達が乗ったのは指定席4号車17番のC,D席でした。
指定席って滅多に乗る機会がないので、ちょっとウキウキ。

内装は、和をイメージした落ち着いた色遣いです。
木製の跳ね上げ式の肘置きとテーブル、カップホルダーがあります。

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車内を順番に見学させてもらいました。

乗る機会はあまりないでしょうが…

グリーン車。
全体的に紺色の落ち着いた色遣いです。
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         ↑分不相応。

床もフカフカです。
リクラインイングのボタンを押すと自動でリクライニングしてくれます。
音楽が聴けます。
いいなあー。乗らないだろうけど。

女性専用トイレ
広い。オムツ交換台なんかもあります。
新幹線に限らず、電車のトイレってせまいイメージがあったけど全然違います。
普通の多目的トイレ位広い。

多目的室
授乳や気分が悪くなった人用の個室。
イスがベットになったりします。

自由席。

私が乗るのはこっちだろうなあー。
当日は報道関係の方が乗られていました。
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車体自体が新しいわけではないんだろうけれど
内装を一新しているからか、とても乗り心地よく感じました。
娘も窓から外を見ながら、ご満悦です。

乗っている間には、新幹線の絵を描いた看板をもってお姉さんが回ってきて
順番に写真を撮ってくれました。

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あと最後に抽選会があり、チョロQやオレンジカード、ピンバッチなど
新幹線グッズがもらえました。
当らなかった人にもハンカチをプレゼント。
太っ腹ですなー。
娘は、当選者が出るたびに拍手するのが楽しかったらしく、家に帰っても1人で
「おめでとうございますーー!」と何かを祝福してました。

ちなみにお土産の中身は
お茶と、お菓子と
パンフレット、カレンダー、時刻表でした。

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当日は、報道の人がいっぱい乗っていてあわよくばうつってやろうと思ったのですが、
全く声をかけられず…
やっぱり、お父さんも連れて行かないといけないみたい(笑)。
でも、山陽新聞の朝刊の写真にちょっぴり映ってた。

参加できなかったお父さんと、おじいちゃんおばあちゃんたちに
帰りにお土産に新幹線のロールケーキ買って帰りました。

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                     長っ!!!

もう、くたくたでしたが、楽しい1日でした。
是非ともこれで鹿児島に行きたいなあーーーー!

指定席で!!!!
posted by moako at 23:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

チョコレートも発酵食品らしい。

なんだかとても忙しい今日この頃です。
ブログも放置気味。ごめんなさいませ。

なんだかんだと言っている間に、2月ももう3分の1終わってしまいました。
2月の行事の一つ、節分は娘に鬼の面をかぶって、「鬼のパンツ」の歌を歌いながら踊ることを強要されつつ、
無事終わりました。

もう1つのイベント。
それは

バレンタインデーです。

皆さんもう準備は万端でしょうか。


ところで、チョコレートって、皆さんどうやって作るかご存知ですか??

「そりゃー、板チョコを刻んで溶かして、型に入れて…」

いやいや。それは私も知っております。
私が知りたいのは、その板チョコまでの工程です。

「そりゃー、カカオ豆を煎って、すりつぶして、型に入れて…」

それもまあ何となくわかるのですが、私が知りたいのはさらにその前の工程。

実は、カカオ豆はこんな状態で輸出されます。

   kakao2.jpg

で、カカオ豆が木になっているは時はこんな感じ。

   カカオ.jpg
     
木になっているカカオ豆が収穫されてから出荷される状態になるまでに一体何が起こってるのか??



実は、チョコレートは広義の意味では発酵食品らしい。
そして、まさにそのカカオ豆の収穫から出荷までの間で発酵は行われているとのこと。

その流れを見てみるとこんな感じらしい

@収穫
 カカオの実(カカオポッド)の収穫。
 20センチくらいのラグビーボールみたいな形らしい。
 厚さ1センチほどの殻の中に、パルプと呼ばれる白い果肉と30〜40粒の種子がはいっている。
 この種子=カカオ豆である。

A発酵
 カカオポッドからパルプとカカオ豆を取り出して発酵させる。
 発酵方法には大きく分けて2つあり、バナナの葉でカカオの種子を包んで発酵させる方法(ヒープ法)と
 木箱に入れて発酵する方法(ボックス法) がある。
 発酵期間は約1週間ほど。
  
  banana.gif   box.gif
                           ※日本チョコレート・ココア協会HPより          

このA発酵工程をもう少し詳しく見てみます。
発酵過程では、発酵によって果肉であるパルプがドロドロに溶け、その成分をカカオ豆が吸収します。
グルコース、フルクトース、ショ糖が加水分解され、pH は酸性から弱酸性に上がり、
エチルアルコール、酢酸等が生成されます。

発酵に関与する微生物は、環境菌なのでその産地によってかなり違うとのこと。
また、発酵段階によって、関与する微生物が変遷してくるのは日本酒と少し似てるかな。

最初はYeastや乳酸菌が多く、発酵の後段になると酢酸菌やバチルスなどの芽胞形成菌が増えてきます。
また、シュードモナスやエンテロバクタ―も関与しているとのこと。


B乾燥
 発酵が終わった種子を天日もしくは熱風で乾燥させる。
 カカオプランテーション内の広場(パティオ)に豆を広げて乾燥させているところが多い。

C出荷

 麻袋に60kgづつ詰め出荷・輸出。

こうやって、カカオ豆は輸出されて、各お菓子メーカーさんにて
美味しいチョコレートやら、ココアなんかになるのですな。

例えば、ロッテでは、産地だけでなく発酵所を限定した産地限定のチョコレートを売りだしたりしてます。
http://www.lotte.co.jp/news/news579.html
面白い。


こうやって見ると、チョコレートも奥が深いですな。
カカオの産地、発酵具合、そしてそれを加工するメーカーなど
様々な要因が組み合わさってその味ができているのかと思うと…
益々美味しく感じられる今日この頃です。


ささ。チョコレート買いに行こうっと♪

参考
http://www.smccd.edu/accounts/case/chocolate.html
すごくよくまとまっているHP。でも英語。
http://www.worldcocoafoundation.org/scientific-research/research-library/documents/Lagunes-Galvez2006.pdf
こりゃまた英語。

残念ながら発酵に関しては詳しい日本語の文献がないのだ!
日本人はチョコレートをあんなに食べてるのにその発酵工程には興味がないみたいです。
ちぇ。
posted by moako at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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