2014年03月13日

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! 実験編

ビスコ配合の「おなかにやさしい乳酸菌」について。

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! きっかけ編
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/390920349.html

今回は、一気に結果まで報告しちゃいます。



moakoが気になるのは、「おなかにやさしいか」どうかはさておき、

「本当に1億個いるのか?」
です。

とりあえず、菌数測定をしてみることにしました。

1袋=5枚入りで、1億個なので、

1枚あたりは単純計算2000万個いるはずだ!

というわけで、いつもの様に

ビスコ1枚を袋に入れて…
   
   写真 2014-01-21 13 55 49.jpg
   
   写真 2014-01-21 13 55 42 (1).jpg
           よく見るとカワイイ。

潰して標準寒天培地上に培養してみます。

だいたいどれくらい菌がいるかがわかってると、希釈倍率を悩まなくていいいから楽!




そして、3日後…(ちょっと長めに培養してみました)

   写真 2014-01-22 14 33 26 (1).jpg

          生えたー!!!

標準寒天培地でも発育するんですね。よかった。

    写真 2014-01-22 14 33 48.jpg

カワイイ白色のスムースコロニーです。
芽胞菌とは思えない可憐なコロニーでした。

で、でてきた菌を計測して、ビスコ1枚あたりの菌数を計算したところ…

1枚あたりの菌数は…



3.6×10の7乗CFUでした!

ビスコ1枚あたり=3700万個。


おおー! ちゃんといたー!


moakoの実験誤差なんかもあるでしょうから、かなりいい線いってるんじゃないかと。
さすが有胞子性乳酸菌、しぶとくビスコの中で生きているようです。

この子たちが、おなかの中に入って、腸でいい働きをしてくれるんでしょうね。


さて、次は「おなかにやさしいかどうかだ!」というわけで、
娘2人を実験台にして、ビスコを毎日食べさせて排便記録でも取ろうかと思っていたら

娘1(5歳) 「おかーさーん!もうビスコあきたー!ほかのおやつ!!!!
娘2(2歳) 「いらん!

ガーーーーン!!!

というわけで、「おなかにやさしいかどうか」については今回は言及しません。

・・・皆様のおなかでお試し下さい。

次回は顕微鏡写真を撮ってみたのでそれを公開します。



先に言っときます。


下手くそです!!!!
posted by moako at 03:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! きっかけ編

あっという間に3月も半ば。
今年は、大雪や寒い日が多いですね。
早く春になればいいのにーと思う今日このごろです。

moakoもずっと冬眠中でしたが、ちょっとあったかくなってきたので
実験をはじめてみました。

今回のお題は、先日子ども用のおやつに買ったこちら。
  
  写真 2014-01-21 13 56 08.jpg
        ビスコ!!!

グリコのビスコ! 1933年に売りだされて、去年でなんと発売80年の
ロングセラーお菓子です。

うちの子も大好き!私も大好き!

というわけで、食べる前にふとパッケージを見てみると

   写真 2014-01-21 13 56 26.jpg
「おなかにやさしい乳酸菌が1億個!(5枚あたり)」


えっ?そうなの??


ビスコって乳酸菌入ってたの?


と二度見するmoako。

とりあえず、ホームページを見てみると、ビスコに入っている乳酸菌は
有胞子性乳酸菌「スポロ乳酸菌」Bacillus coagulansだそうです。

クリーム部に芽胞の状態で配合しているようで、水分含量が少ないクリーム内では
発芽せず、食べた後に腸内で発芽するとのこと。
ようするに芽胞菌配合。確かにこれなら、生きた状態で商品化が可能です。



ふふふふふふ・・・・。


ここからのmoakoの展開は。予想通り。


「ビスコにはおなかにやさしい乳酸菌が本当に1億個いるのか?」


まずは、標準寒天培地に培養かな♪ 
どんな結果になるか楽しみ。

しかし「おなかにやさしい」かどうかを検証するのは難しいなあ(笑)


moako近況

5歳の娘は相変わらず鉄道に夢中。ちょっと目を離した隙に、2歳の次女まで
鉄子になってました。まだ、そんなに単語も喋れないのに、「しんかんせーん」「ひゃっけい!」とかいう。

慌てて今「バチルス」とか「ヨグルティ」とか「おーいちごーなな」とかを教えてます。

鉄子5歳児は最近、菌にも少し興味が出てきたみたいで
「ノロウイルスとインフルエンザはどっちがたくさんいるの?」
「きんはなんびきくらい食べたらおなかいたくなるの?」
「どうしてインフルエンザはおなかがいたくならないの? ノロウイルスはなるのに。」

など、結構鋭い質問をしてくるようになりました。

子どもに説明するのめっちゃ難しい!!
大人に説明するほうがよっぽど簡単だわ!!!!

というわけで、moakoは毎日わかりやすい説明をするよう鍛えられております。ハイ。
posted by moako at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

ノロもインフルも手洗いが基本!手洗いソングを集めてみました。

巷ではノロウイルスが猛威を振るっていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
以前はノロ=牡蠣で当たる!ってイメージでしたが、ココのところのノロは
もっぱら二次感染での集団食中毒。
牡蠣を食べなくても、当たるのねよね。これが。
牡蠣大好きなのに生牡蠣を自粛している私としては、恨めしい今日このごろです。

ノロウイルス。

完全に防ぐことは出来ないけれど、ある程度の予防はできます。

その基本となるのは「手洗い」です。

そう。ノロウイルスにかぎらず、インフルエンザもロタウイルスも、基本は「手洗い」。
保育園や幼稚園など、ちっちゃい子がたくさんいるところでは、感染が広がりやすいのですが
そんな、子どもに手洗いさせるのって結構大変。

というわけで、なんとかして子どもに手洗いさせるべく、歌に乗せて手を洗わせてしまおうという古今東西手洗いソングをご紹介します。

そう。調べてみるとめっちゃあった!!

ビバ!手洗い王国ニッポン!


花王ビオレ 手あらいのうた

最近は、学校の給食やお弁当の時間に流れているところもあるそうですね。
いいと思います!

ライオン  おててをアラウータン体操

なぜか野原(笑)

牛乳石鹸 手あらい歌


牛乳石鹸をシッカリ使って!ということですね。わかります。
他の動画と比べて、石鹸を持っての泡立て作業の部分に
かなり時間をさいています。

きたきゅう「手あらいうた」

北九州の小学校、幼稚園ではこれが流れているらしい。
作詞作曲は、北九州出身の大内義昭さん。
どこかで聞いたことあると思ったら「愛が生まれた日」を歌ってた人。

相模原市保健所「手洗いの歌」

各自治体の保健所が独自に歌を作るケースもあります。
動画がないのがちょっと残念。

世界手あらいダンス

とうとう踊りだしちゃいました。
作ったのはなんと日本ユニセフ。
踊っているのは世界的なダンサー「森山開次」さん。
http://kaijimoriyama.com/
ギャップすげー。


♪ インフル撃退!手あら偉人のうた ♪

浪速のモーツアルト、キダ・タロー先生が作った手洗いソングです。
さすが大阪、ダジャレだらけ!


あなたはどの歌がお気に入りですか?

全部ひと通り見てみたのですが、どの歌も歌のとおりに洗っていくと
手洗いで洗い残しやすい部分がきっちり洗えるように工夫されています。

   tegata.jpg
   ※東京都多摩小平保健所が実施した調査結果より抜粋。

   
お気に入りの歌を口ずさみつつ、手洗いするのをオススメします。


トイレでこっそり観察してみると、大人も結構手洗いは適当。
まあ、みんなが時間をかけて手洗いし始めたら洗面所が激混みになってしまうんでしょうが。

子ども向けもいいけど、今度は大人向け手洗いソングを作ってほしいなー。
posted by moako at 02:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月16日

2014年あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

あっという間に2014年が始まり、さらに2週間がたってしまいました。
早いですなあ。

昨年中はサイキンのオハナシをご愛顧いただきましてありがとうございます。
相変わらず更新はままなりませんが、ゆるゆると今年も続けていきますので
お付き合いください。

昨年はペットボトルの直飲み実験やプラズマクラスター冷蔵庫実験で沢山の人からいろんな声頂きました。
今年も、なにか身近かつ楽しい実験を細々とやっていきますので、お楽しみに!


実は今年は私、年女でございます。

   af635094dffc34efdd0ead69d00e4008_s.jpg
         午!!

いやん。 干支3周しちゃった

馬関係の菌ネタを探していましたら、ちょっと古いですが面白い論文を見つけました。

Lactobacillus equicursoris sp. nov., isolated from the faeces of a thoroughbred racehorse

サラブレッド競争馬の糞便から分離した新種Lactobacillus equicurosoris
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19648335

実は、ここでいうサラブレッドはあの「ディープインパクト」。
競馬に詳しくない私でも名前は知っている三冠を達成した伝説の競走馬です。

当時、ディープインパクトにあやかって、あたり馬券でも払い戻さずに
持っておくファンが多かったそうで、引退レースの有馬記念では
単勝馬券の未払い率が9.1%にものぼったそう。
さらにこの馬券がインターネットオークションでは1万円以上の値段がつくことも
あったそうだから、あらためて、その人気はすごかったんだなあと感じます。

このディープインパクトの糞から新種の乳酸菌が分離され、
「Lactobacillus equicursoris」と名付けられたとのこと。

「Lactobacillus」は乳酸桿菌ですが、「equicursoris」ラテン語で競走馬を意味します。
学名見るたびに、ディープインパクトを思い出しそうな名前です。

これらが、ディープインパクトの速さに影響があったのかどうかについては
論文中では言及されていませんが、もしかしたら、腸内細菌叢に
ディープインパクトの強さの秘密があったのかもしれません。

また、別の競走馬(キングカメハメハ)の糞便から得られた乳酸菌やビフィズス菌を単離し、
それを仔馬に投与することで下痢の防止をする取り組みも行われているとのこと。

www.crossfield-bio.co.jp/wp/wp-content/themes/.../keiba_book.pdf?

まさに「馬には馬の乳酸菌」ってことですな!
まあ、人も、赤ちゃんのウンチから単離した乳酸菌食べてるんだから一緒か!

てなわけで、ディープインパクトのように疾走できるかどうかはわかりませんが
moakoは2014年も、頑張って走っていこうと思います。


ちなみにこの研究をしたのは麻布大学の森田英利先生。
獣医学部の教授であると同時に、競馬の世界では有名な馬券のコレクターなんですって。
趣味と実益を兼ねた?面白い取り組みですなー。うらやましい
posted by moako at 03:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? おまけ編

あっという間に11月も終了。
こちらはバタバタとしておりました。

なんせ、11月のあたまに、既に長女が感染性胃腸炎に感染。

ちょっと先取りしすぎじゃないかい?

なんとか家族内感染は食い止めたものの(不顕性感染はしてるかもしれんけど)
冬の訪れを感じております。
なんせ、これからの時期は感染症のオンパレード。
ノロウイルス、ロタウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなど
なんとか無事に越してくれることを祈るばかりです!!

ってなわけで、忘れてたわけじゃないけど、放置されていた
スパイスの試験の最終章です。(Ikuさん遅くなってゴメンなさい)


まず、元のサンプル自体の菌検査も行なって見たところ
1サンプルあたりの菌数は

 ベイリーブス 9200CFU

 レモンピール 135CFU

 陳皮     4410CFU 


となりました。

元のサンプルからも、結構菌数が出てるんですね。
その、出てきたコロニーの幾つか代表的なものをピックアップして
いつもどおり顕微鏡で観察してみました。

  写真 2013-10-26 14 09 48.jpg   写真 2013-10-26 14 11 50.jpg 

  写真 2013-10-26 14 14 49.jpg

今回の元のサンプルからはグラム陰性菌は出ませんでした。
乾燥させたサンプルだったので、ある意味予想通りです。
ブドウ球菌っぽいグラム陽性球菌なんかは、もしかしたら
手からサンプルに移ったものが残っていたのかもしれませんね。

あとは、芽胞菌もいました。
   
   写真 2013-10-26 14 13 07.jpg
           これ。

これは環境中からやってきてサンプルに残った可能性が高いです。
土壌などからもワンサカでるので。

以上、最後にまとめると

・スパイスのペットボトルへの添加は、限定的に効果あり (但し長時間は×)

・菌数を低く保つには

  サンプルの取り扱いに気をつける。

  スパイスの採取や取り扱いの時に手袋を着用したり、
  採取したサンプルにアルコールをかけて殺菌するなどすると効果がありそうです。

  ペットボトルの口飲みをしない
  コップに移して飲むことで、口腔細菌の混入が防げる。


以上、スパイス専門家Ikuさんとのコラボでした。
Ikuさんありがとう!

しかし、終わった後もさっぱりスパイスに詳しくなっていないmoakoでした(笑)



ところで、今回の顕微鏡写真、自前のiPhoneで撮ってみました。
普通顕微鏡写真を撮るときに接眼レンズにマウントを装着してそこにカメラやデジカメを装着して撮るんですが、
今回の写真は接眼レンズに直接iphoneのレンズ部分を押し付けて撮りました。

幾分コツはいるものの、結構上手にとれて満足です^^
ちなみにコツは、カメラと顕微鏡のレンズの間を5mmほど浮かすことです。
間にOリングなどのスペーサーを入れると結構うまくいきます。
頑張ったら、お手製のマウントとかも作れそうな予感♪です。
posted by moako at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 結果編

台風が瞑想、いや迷走しております。
連日の雨、雨、雨…
この時期は、運動会、遠足、芋掘り、稲刈りなどなど
野外での行事が多いので、moako家ではどんどんてるてる坊主が増えてきております。

moakoは秋晴れの下で、ごろごろしたい!!!



さて、
ベイリーブス、レモンピール、陳皮の3種のスパイスを加えたペットボトル試験の結果です。

きっかけはこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/376716153.html
実験方法はこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/377078095.html

スパイス投入24時間後のペットボトル
   
   IMG_1566.JPG

左から
スパイス投入なし、陳皮、レモンピール、ベイリーブス。
柑橘系2つは水に若干色がついてますね。



今回はスパイス投入直後、5時間後、24時間後の水1mlあたりの一般生菌数を測定しました。


ではでは!結果です!!

@スパイスなし

  control.jpg
        直後420CFU            5時間 31CFU            24時間 105CFU


Aベイリーブス

  beiribus.jpg
       直後2560CFU            5時間 1016CFU           24時間21000CFU

Bレモンピール

  lemon.jpg 
        直後43CFU             5時間 2CFU            24時間 4800CFU 

C陳皮

  chinpi.jpg
      直後120CFU             5時間 13CFU             24時間 4800CFU

菌数をグラフにしてみました。

   harb graf.jpg

初期の菌数がかなりばらついています。
moakoが1口飲んでいる、という実験方法だったので、
飲み方によって、多少の菌数の差があったのかもしれません。
(やっぱり唾液を一定量加えたほうがよかったかな・・・)
あと考えられるのは、スパイス自体に付いている菌が持ち込まれている可能性です。

そして、5時間後、すべてのサンプルで一時的に菌数の減少が見られます。
特に減少しているのはレモンピール、陳皮の2種。
柑橘系のスパイスは一時的に菌数の増加を抑えるようです。

そして24時間後…
スパイスなしも若干菌数が増えていますが、それに比べて
スパイス入りのペットボトルは菌数が急増!
何も入れない場合よりも菌数が増えてしまいました。
もう少し緻密に時間経過による菌数変化を取ればどこで
増加に転じるかわかるかもしれませんが、少なくとも24時間持ち歩きはNGということがわかりました。

つまり
今回の結果では

・柑橘系のスパイスは一時的に菌数を抑える。

・長時間のスパイス投入は逆効果。


ということがわかりました。
この結果を、サンプルを提供してくれたスパイス研究家のIkuさんに
お知らせすると

Ikuさん

ベイリーブスがあまり効果が出てないんですね(泣)
収穫時期と収穫部位があまりよくなかったので、ちょっと心配してたんですよね…


とのこと。
スパイスも収穫時期や収穫部位によって効果がかなり違うそうで、
もしかしたらその辺りも結果に影響しているのかもしれません。



次回は、今回検出された菌の顕微鏡写真と
スパイス自体にもともといる菌の数について調べてみた結果について
書こうと思っています。


追記

実は、24時間経過後の水を飲んじゃいましたが
疫学的猛者のmoakoは全然大丈夫でしたとさ(笑)
まあ、検出されている菌の幾ばくかは元々moakoの口腔細菌ですから。
「おかえりー♪」ってなもんですよ。

柑橘系のものは爽やかで美味しかったです。冷やしたらもっと美味しそう。
posted by moako at 01:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 実験方法編

台風が来たり来なかったり、夏から秋に行ったり来たりしてますね。
季節の変わり目、皆様お風邪を召さぬよう。

先日は我が子2人の保育園の運動会に行ってきました。
父兄リレーに出場し、全力疾走したおかげで見事優勝することが出来ました!

わーいわーい!

え? 
moakoのおかげんじゃなくて、ほかのお父さんたちの足が速かったから優勝したんだって?

・・・・いや、私がコケなかったからです!
コケてたらきっと優勝できてなかったはず!

というわけで、運動神経のいいお父さんたちに便乗して、いい思いをさせてもらいました。
子どもたちから拍手喝采を受けて、まんざらでもないmoakoでした。



さて。

スパイスを入れてペットボトルの水の菌数が抑制できるか否か。

今回は、試験方法です。

@試験材料

今回、用いたスパイスは3種。いずれもIkuさんからご提供頂きました。
ありがとうございます!

1.ベイリーブス
 月桂樹の葉。
 肉、魚料理の臭い消しによく用いられる。
 疲労回復、消化促進、抗菌効果、リウマチ・関節炎の症状緩和などの効果がある。

 
  IMG_1559.JPG

2. レモンピール
 レモンの実の皮を乾燥させたもの。
 抗酸化効果、防腐効果、抗菌効果などがある。


  IMG_1561.JPG

3.陳皮
温州みかん、マンダリンオレンジの皮を乾燥させたもの。
美肌効果、風邪・咳への効果、抗酸化作用、抗菌効果などがある。

  
IMG_1560.JPG  

いずれも、抗菌効果があるスパイスだそうです。

では、いざ実験!

A実験方法

まず、このスパイスをペットボトルの水に入れます。
ベイリーブスは1枚、陳皮とレモンピールは1つづつ。
  
   IMG_1565.JPG
  ベイリーブス1枚をいれたところ。浮きます。

そして、そのペットボトル、moakoが一口づつ飲みます。

本当は、moakoの唾液を採取し、一定量づつ加えるという方法が実験的には
正しいのでしょうが、ちょっとリアルすぎるので、今回は飲むという方法で(笑)

   IMG_1564.JPG
       ちょっとづつ飲んだ!

左から、スパイスなし、陳皮、レモンピール、ベイリーブス。

そして、飲んだ直後、室温に5時間置いた後、24時間置いた後について
水の一部を採取して、一般生菌数を測定します。

基本的には前回やったペットボトルでの実験方法と一緒です。

5時間後のペットボトルを開けると、ほんのりスパイスのいい香りがして
思わずもう一口飲みたくなりましたが、我慢我慢。
個人的には柑橘系の陳皮やレモンピールなんかが爽やかでいいかなと思います。
冷えてたらもっと美味しそうです。

さて、培養後の結果はいかに!?
次回、結果公開です。


運動会追記。

2日後に、来ましたよ。

筋肉痛。

年取ると、足だけじゃないのね。
背中、腕、腹筋etc.。。
普段、どんだけ筋肉使ってないんだっていう話ですが。
年に一度の全力疾走の後遺症はしばらく続きそうです。
posted by moako at 04:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 

あっという間に秋ですね。

今年の夏は本当に猛暑でした。
猛暑過ぎて、moakoは冬眠ならぬ「夏眠」をしておりまして、
涼しくなったので、またblogに舞い戻ってまいりました。

以前、ペットボトルの口のみについて試験をしまして、
結構な菌数が出るのね、なんて話をしておりました。
そんな中、moakoのもとに1通の質問メールが。

「ペットボトルの水にスパイスを入れて持ち歩いたら、菌数は一体どうなりますか?」

差出人はフリーでスパイスの仕事をしているというIkuさん。

ペットボトルの水に抗菌性のあるスパイスを入れて、抗菌効果が得られるなら
夏場なんかにペットボトルを持ち歩く時に入れておけば、風味もいいし、菌もいないしで
いいのでは!という話です。


たしかに。

しかし、わたくし自慢じゃないけど、ハーブについては全くの無知!
調べてみると確かに抗菌効果を謳うハーブやスパイスが多いのですが
果たして殺菌まで期待していいものか・・・

そんな議論をIkuさんとした所、最終的には


moako

 「正直わかりません! ではやってみましょう!」


ということになりました。

スパイス専門家となんちゃって微生物屋の初のコラボ!

「ペットボトルの水に抗菌ハーブを入れておくと、水の菌数はどうなる?」

これを機に、私、少しはスパイスやハーブに詳しくなるのでしょうか・・・

ちなみにIkuさんのブログはこちら。
http://udea.biz/




・・・久しぶりのブログを書くのでまた書き方を忘れてしまってたわ^^;
posted by moako at 05:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

菌言葉を作ろう。

暑い暑い暑いー!

というわけで今年も夏真っ盛りです。
子どもたちは連日プールで楽しそうですが、親はそういうわけにもいきませんな。

とは言え、室内での仕事なのでまだマシなんだと思います。
外で働く皆さん、本当にお疲れ様です。


さて。
今回は小ネタ。

moakoはTwitterのアカウントも持っていますが、しばらく寝かしておりました。

半月ほど前のことです。

久しぶりに開いてみると何やら周りで楽しそうな動きが。

#菌言葉を作ろう


説明しますと、よくある「花言葉」

たとえば 

 赤い薔薇なら「あなたを愛します」
 黒い薔薇なら「死ぬまで憎みます」(怖っ!) とかいうあれです。

あれの菌バージョンを勝手に作ってみようというハッシュタグが登場し
にわかに微生物屋さんの間で流行ったものです。


みてみると、微生物の特徴を捉えたナイスな菌言葉がたくさん生まれていました。
いやー。いろんなこと考える人がいるもんですね。

秀逸な作品とともに、菌の説明リンク(Wiki)を貼っておきます。
なぜその菌言葉になったのか垣間見えて面白い。


Bacillus subtilis (natto) 納豆菌 「粘り強さ」
 納豆菌だからね。ねばねば。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E8%B1%86%E8%8F%8C


インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae) 「濡れ衣」
 私、インフルエンザじゃないのよ!
 1800年台にインフルエンザが大流行した時に、原因菌として分離されたんだけど、実は違ったという(笑)
 名前だけ残っちゃって、ややこしい。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E8%8F%8C


Campylobacter jejuni 「天災は忘れた頃にやって来る」

 一難去ってまた一難ってのもありました。上手い。
 下痢が終わって油断していたら、そのあとギラン・バレー症候群が併発することから。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

Tricholoma matsutake 「高嶺の花」
 なんだこれ?と思って検索したら、例のアレでした。確かに高嶺の花。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%82%B1

脚気菌「私を探さないで」
 脚気菌を巡って陸軍vs海軍、ドイツ医学vsイギリス医学が激突して大混乱。
 結局脚気の原因は菌じゃなく、ビタミン欠乏でした。
 wikiじゃないですが
 http://www.rikasuki.jp/memorial/hiwa/Japanese/beriberi/index.html

根粒菌「あなたなしではいられない」

 共依存。マメなあなたが大好きです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E7%B2%92%E8%8F%8C 

ノロウイルス(Norovirus) 「冬の訪れ」
 食中毒では夏でも元気です。ワクチンが開発されたらしいけど、撲滅されるのかなー?
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

大腸菌(Escherichia coli)「世帯主」
 いいように利用されるのに嫌われるというかわいそうなやつです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C

などなど。

こっそり、moakoも便乗。

ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus) 「真水で洗わないで」
真水で洗うと死んじゃうんだもん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%B8%E7%82%8E%E3%83%93%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA

うん。イマイチ?

Togetterにもまとめてくれてます。

 http://togetter.com/li/531631
他にも秀逸な作品がずらり。

そのうち、誕生花ならぬ誕生菌とかできたりしちゃって!



私自身は、食中毒菌とかが身近に感じちゃいますけど
このTogetterを見ると、一口に微生物と言っても分野によっては
扱う微生物の種類がぜんぜん違うんだなーと感じます。

結構知らない菌もたくさんいたんですが、調べてみると納得。
いやはや。みんな、なんだかんだで微生物好きなんだなー。と思った次第です。
posted by moako at 05:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

去年の麦茶はまだいける?B

とうとう梅雨があけましたね。
開けた途端になんだこの暑さ!

私の家はアパートの二階なので、夕方締め切った部屋に帰ると
入ったとたんに汗が噴き出てきます。

温度計は 37℃ 

インキュベーターか!!!ちっ(怒った顔)

湿度計は75%。

以下のサイトで不快指数を計算してみると…
http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1202883065

不快指数 93!

不快指数 DI (Tは乾球気温℃、Hは湿度%)
DI=0.81T+0.01H(0.99T-14.3)+46.3で算出されるそうです。
不快指数が80を越えるとほぼ全員が不快を感じるとのこと。

はい。

不快です!!!

帰るなり、とりあえずエアコンと扇風機ON!
あー。今年の夏の電気代もエライこっちゃなんだろうな。。。



そんな時、飲みたくなるのは。そう、麦茶!!(前置き長っ!)

麦茶のパックの試験も最終段階です。
さて、去年の麦茶パックと今年の麦茶パック、どれくらい菌数に差があるのでしょうか…

標準寒天培地に培養しました。

まず、今年。

   写真 2013-07-05 9 27 18.jpg
       3.7×10の2乗CFU/g


そして、去年。

   写真 2013-07-05 9 27 28.jpg
        3.3×10の4乗CFU/g

去年の方がやっぱり菌数多い!


コロニーを見てみると、ブドウ球菌っぽいのが多い。

麦茶のパックを投入するときに素手でつかむので
手の上の菌や、環境菌が残ってしまうのかもしれませんね。

この結果を旦那に報告したところ


旦那曰く

やっぱり!

自分は小袋を取るときに袋の端っこを持って、なるべくコンタミしないように気を使っている!
それなのにmoakoは、袋の真ん中を持って、かつ、時々濡れた手を突っ込んでることもある!
袋に指型らしきものが残ってるのを見たことがある!


と、怒られました。

ずぼらでスミマセン(反省)


ただまあ、見た目は結構な菌が出てますが、思ったほど多くなかったです。
以前測った麦茶パックは10の5乗くらい出てたから、それに比べれば。ねえ。

ただ、この菌が毒素を産生する黄色ブドウ球菌とかだったらちょっと厄介。
黄色ブドウ球菌の毒素、エンテロトキシンは熱にも強いから、水出しはおろか、
煮沸でも30分は必要という困った奴です。

というわけで、今回は去年の麦茶パックは使わないことにしました。

なんせね。

パックを手に取ったときの麦茶の香ばしい香り。
去年の麦茶にはそれがもうすでにない(笑)
だから、多分、美味しくないと思う。


結論。

moakoは、今年の麦茶は、今年の麦茶パックで作ります!

posted by moako at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする