2014年01月16日

2014年あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

あっという間に2014年が始まり、さらに2週間がたってしまいました。
早いですなあ。

昨年中はサイキンのオハナシをご愛顧いただきましてありがとうございます。
相変わらず更新はままなりませんが、ゆるゆると今年も続けていきますので
お付き合いください。

昨年はペットボトルの直飲み実験やプラズマクラスター冷蔵庫実験で沢山の人からいろんな声頂きました。
今年も、なにか身近かつ楽しい実験を細々とやっていきますので、お楽しみに!


実は今年は私、年女でございます。

   af635094dffc34efdd0ead69d00e4008_s.jpg
         午!!

いやん。 干支3周しちゃった

馬関係の菌ネタを探していましたら、ちょっと古いですが面白い論文を見つけました。

Lactobacillus equicursoris sp. nov., isolated from the faeces of a thoroughbred racehorse

サラブレッド競争馬の糞便から分離した新種Lactobacillus equicurosoris
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19648335

実は、ここでいうサラブレッドはあの「ディープインパクト」。
競馬に詳しくない私でも名前は知っている三冠を達成した伝説の競走馬です。

当時、ディープインパクトにあやかって、あたり馬券でも払い戻さずに
持っておくファンが多かったそうで、引退レースの有馬記念では
単勝馬券の未払い率が9.1%にものぼったそう。
さらにこの馬券がインターネットオークションでは1万円以上の値段がつくことも
あったそうだから、あらためて、その人気はすごかったんだなあと感じます。

このディープインパクトの糞から新種の乳酸菌が分離され、
「Lactobacillus equicursoris」と名付けられたとのこと。

「Lactobacillus」は乳酸桿菌ですが、「equicursoris」ラテン語で競走馬を意味します。
学名見るたびに、ディープインパクトを思い出しそうな名前です。

これらが、ディープインパクトの速さに影響があったのかどうかについては
論文中では言及されていませんが、もしかしたら、腸内細菌叢に
ディープインパクトの強さの秘密があったのかもしれません。

また、別の競走馬(キングカメハメハ)の糞便から得られた乳酸菌やビフィズス菌を単離し、
それを仔馬に投与することで下痢の防止をする取り組みも行われているとのこと。

www.crossfield-bio.co.jp/wp/wp-content/themes/.../keiba_book.pdf?

まさに「馬には馬の乳酸菌」ってことですな!
まあ、人も、赤ちゃんのウンチから単離した乳酸菌食べてるんだから一緒か!

てなわけで、ディープインパクトのように疾走できるかどうかはわかりませんが
moakoは2014年も、頑張って走っていこうと思います。


ちなみにこの研究をしたのは麻布大学の森田英利先生。
獣医学部の教授であると同時に、競馬の世界では有名な馬券のコレクターなんですって。
趣味と実益を兼ねた?面白い取り組みですなー。うらやましい
posted by moako at 03:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? おまけ編

あっという間に11月も終了。
こちらはバタバタとしておりました。

なんせ、11月のあたまに、既に長女が感染性胃腸炎に感染。

ちょっと先取りしすぎじゃないかい?

なんとか家族内感染は食い止めたものの(不顕性感染はしてるかもしれんけど)
冬の訪れを感じております。
なんせ、これからの時期は感染症のオンパレード。
ノロウイルス、ロタウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなど
なんとか無事に越してくれることを祈るばかりです!!

ってなわけで、忘れてたわけじゃないけど、放置されていた
スパイスの試験の最終章です。(Ikuさん遅くなってゴメンなさい)


まず、元のサンプル自体の菌検査も行なって見たところ
1サンプルあたりの菌数は

 ベイリーブス 9200CFU

 レモンピール 135CFU

 陳皮     4410CFU 


となりました。

元のサンプルからも、結構菌数が出てるんですね。
その、出てきたコロニーの幾つか代表的なものをピックアップして
いつもどおり顕微鏡で観察してみました。

  写真 2013-10-26 14 09 48.jpg   写真 2013-10-26 14 11 50.jpg 

  写真 2013-10-26 14 14 49.jpg

今回の元のサンプルからはグラム陰性菌は出ませんでした。
乾燥させたサンプルだったので、ある意味予想通りです。
ブドウ球菌っぽいグラム陽性球菌なんかは、もしかしたら
手からサンプルに移ったものが残っていたのかもしれませんね。

あとは、芽胞菌もいました。
   
   写真 2013-10-26 14 13 07.jpg
           これ。

これは環境中からやってきてサンプルに残った可能性が高いです。
土壌などからもワンサカでるので。

以上、最後にまとめると

・スパイスのペットボトルへの添加は、限定的に効果あり (但し長時間は×)

・菌数を低く保つには

  サンプルの取り扱いに気をつける。

  スパイスの採取や取り扱いの時に手袋を着用したり、
  採取したサンプルにアルコールをかけて殺菌するなどすると効果がありそうです。

  ペットボトルの口飲みをしない
  コップに移して飲むことで、口腔細菌の混入が防げる。


以上、スパイス専門家Ikuさんとのコラボでした。
Ikuさんありがとう!

しかし、終わった後もさっぱりスパイスに詳しくなっていないmoakoでした(笑)



ところで、今回の顕微鏡写真、自前のiPhoneで撮ってみました。
普通顕微鏡写真を撮るときに接眼レンズにマウントを装着してそこにカメラやデジカメを装着して撮るんですが、
今回の写真は接眼レンズに直接iphoneのレンズ部分を押し付けて撮りました。

幾分コツはいるものの、結構上手にとれて満足です^^
ちなみにコツは、カメラと顕微鏡のレンズの間を5mmほど浮かすことです。
間にOリングなどのスペーサーを入れると結構うまくいきます。
頑張ったら、お手製のマウントとかも作れそうな予感♪です。
posted by moako at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 結果編

台風が瞑想、いや迷走しております。
連日の雨、雨、雨…
この時期は、運動会、遠足、芋掘り、稲刈りなどなど
野外での行事が多いので、moako家ではどんどんてるてる坊主が増えてきております。

moakoは秋晴れの下で、ごろごろしたい!!!



さて、
ベイリーブス、レモンピール、陳皮の3種のスパイスを加えたペットボトル試験の結果です。

きっかけはこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/376716153.html
実験方法はこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/377078095.html

スパイス投入24時間後のペットボトル
   
   IMG_1566.JPG

左から
スパイス投入なし、陳皮、レモンピール、ベイリーブス。
柑橘系2つは水に若干色がついてますね。



今回はスパイス投入直後、5時間後、24時間後の水1mlあたりの一般生菌数を測定しました。


ではでは!結果です!!

@スパイスなし

  control.jpg
        直後420CFU            5時間 31CFU            24時間 105CFU


Aベイリーブス

  beiribus.jpg
       直後2560CFU            5時間 1016CFU           24時間21000CFU

Bレモンピール

  lemon.jpg 
        直後43CFU             5時間 2CFU            24時間 4800CFU 

C陳皮

  chinpi.jpg
      直後120CFU             5時間 13CFU             24時間 4800CFU

菌数をグラフにしてみました。

   harb graf.jpg

初期の菌数がかなりばらついています。
moakoが1口飲んでいる、という実験方法だったので、
飲み方によって、多少の菌数の差があったのかもしれません。
(やっぱり唾液を一定量加えたほうがよかったかな・・・)
あと考えられるのは、スパイス自体に付いている菌が持ち込まれている可能性です。

そして、5時間後、すべてのサンプルで一時的に菌数の減少が見られます。
特に減少しているのはレモンピール、陳皮の2種。
柑橘系のスパイスは一時的に菌数の増加を抑えるようです。

そして24時間後…
スパイスなしも若干菌数が増えていますが、それに比べて
スパイス入りのペットボトルは菌数が急増!
何も入れない場合よりも菌数が増えてしまいました。
もう少し緻密に時間経過による菌数変化を取ればどこで
増加に転じるかわかるかもしれませんが、少なくとも24時間持ち歩きはNGということがわかりました。

つまり
今回の結果では

・柑橘系のスパイスは一時的に菌数を抑える。

・長時間のスパイス投入は逆効果。


ということがわかりました。
この結果を、サンプルを提供してくれたスパイス研究家のIkuさんに
お知らせすると

Ikuさん

ベイリーブスがあまり効果が出てないんですね(泣)
収穫時期と収穫部位があまりよくなかったので、ちょっと心配してたんですよね…


とのこと。
スパイスも収穫時期や収穫部位によって効果がかなり違うそうで、
もしかしたらその辺りも結果に影響しているのかもしれません。



次回は、今回検出された菌の顕微鏡写真と
スパイス自体にもともといる菌の数について調べてみた結果について
書こうと思っています。


追記

実は、24時間経過後の水を飲んじゃいましたが
疫学的猛者のmoakoは全然大丈夫でしたとさ(笑)
まあ、検出されている菌の幾ばくかは元々moakoの口腔細菌ですから。
「おかえりー♪」ってなもんですよ。

柑橘系のものは爽やかで美味しかったです。冷やしたらもっと美味しそう。
posted by moako at 01:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 実験方法編

台風が来たり来なかったり、夏から秋に行ったり来たりしてますね。
季節の変わり目、皆様お風邪を召さぬよう。

先日は我が子2人の保育園の運動会に行ってきました。
父兄リレーに出場し、全力疾走したおかげで見事優勝することが出来ました!

わーいわーい!

え? 
moakoのおかげんじゃなくて、ほかのお父さんたちの足が速かったから優勝したんだって?

・・・・いや、私がコケなかったからです!
コケてたらきっと優勝できてなかったはず!

というわけで、運動神経のいいお父さんたちに便乗して、いい思いをさせてもらいました。
子どもたちから拍手喝采を受けて、まんざらでもないmoakoでした。



さて。

スパイスを入れてペットボトルの水の菌数が抑制できるか否か。

今回は、試験方法です。

@試験材料

今回、用いたスパイスは3種。いずれもIkuさんからご提供頂きました。
ありがとうございます!

1.ベイリーブス
 月桂樹の葉。
 肉、魚料理の臭い消しによく用いられる。
 疲労回復、消化促進、抗菌効果、リウマチ・関節炎の症状緩和などの効果がある。

 
  IMG_1559.JPG

2. レモンピール
 レモンの実の皮を乾燥させたもの。
 抗酸化効果、防腐効果、抗菌効果などがある。


  IMG_1561.JPG

3.陳皮
温州みかん、マンダリンオレンジの皮を乾燥させたもの。
美肌効果、風邪・咳への効果、抗酸化作用、抗菌効果などがある。

  
IMG_1560.JPG  

いずれも、抗菌効果があるスパイスだそうです。

では、いざ実験!

A実験方法

まず、このスパイスをペットボトルの水に入れます。
ベイリーブスは1枚、陳皮とレモンピールは1つづつ。
  
   IMG_1565.JPG
  ベイリーブス1枚をいれたところ。浮きます。

そして、そのペットボトル、moakoが一口づつ飲みます。

本当は、moakoの唾液を採取し、一定量づつ加えるという方法が実験的には
正しいのでしょうが、ちょっとリアルすぎるので、今回は飲むという方法で(笑)

   IMG_1564.JPG
       ちょっとづつ飲んだ!

左から、スパイスなし、陳皮、レモンピール、ベイリーブス。

そして、飲んだ直後、室温に5時間置いた後、24時間置いた後について
水の一部を採取して、一般生菌数を測定します。

基本的には前回やったペットボトルでの実験方法と一緒です。

5時間後のペットボトルを開けると、ほんのりスパイスのいい香りがして
思わずもう一口飲みたくなりましたが、我慢我慢。
個人的には柑橘系の陳皮やレモンピールなんかが爽やかでいいかなと思います。
冷えてたらもっと美味しそうです。

さて、培養後の結果はいかに!?
次回、結果公開です。


運動会追記。

2日後に、来ましたよ。

筋肉痛。

年取ると、足だけじゃないのね。
背中、腕、腹筋etc.。。
普段、どんだけ筋肉使ってないんだっていう話ですが。
年に一度の全力疾走の後遺症はしばらく続きそうです。
posted by moako at 04:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 

あっという間に秋ですね。

今年の夏は本当に猛暑でした。
猛暑過ぎて、moakoは冬眠ならぬ「夏眠」をしておりまして、
涼しくなったので、またblogに舞い戻ってまいりました。

以前、ペットボトルの口のみについて試験をしまして、
結構な菌数が出るのね、なんて話をしておりました。
そんな中、moakoのもとに1通の質問メールが。

「ペットボトルの水にスパイスを入れて持ち歩いたら、菌数は一体どうなりますか?」

差出人はフリーでスパイスの仕事をしているというIkuさん。

ペットボトルの水に抗菌性のあるスパイスを入れて、抗菌効果が得られるなら
夏場なんかにペットボトルを持ち歩く時に入れておけば、風味もいいし、菌もいないしで
いいのでは!という話です。


たしかに。

しかし、わたくし自慢じゃないけど、ハーブについては全くの無知!
調べてみると確かに抗菌効果を謳うハーブやスパイスが多いのですが
果たして殺菌まで期待していいものか・・・

そんな議論をIkuさんとした所、最終的には


moako

 「正直わかりません! ではやってみましょう!」


ということになりました。

スパイス専門家となんちゃって微生物屋の初のコラボ!

「ペットボトルの水に抗菌ハーブを入れておくと、水の菌数はどうなる?」

これを機に、私、少しはスパイスやハーブに詳しくなるのでしょうか・・・

ちなみにIkuさんのブログはこちら。
http://udea.biz/




・・・久しぶりのブログを書くのでまた書き方を忘れてしまってたわ^^;
posted by moako at 05:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

菌言葉を作ろう。

暑い暑い暑いー!

というわけで今年も夏真っ盛りです。
子どもたちは連日プールで楽しそうですが、親はそういうわけにもいきませんな。

とは言え、室内での仕事なのでまだマシなんだと思います。
外で働く皆さん、本当にお疲れ様です。


さて。
今回は小ネタ。

moakoはTwitterのアカウントも持っていますが、しばらく寝かしておりました。

半月ほど前のことです。

久しぶりに開いてみると何やら周りで楽しそうな動きが。

#菌言葉を作ろう


説明しますと、よくある「花言葉」

たとえば 

 赤い薔薇なら「あなたを愛します」
 黒い薔薇なら「死ぬまで憎みます」(怖っ!) とかいうあれです。

あれの菌バージョンを勝手に作ってみようというハッシュタグが登場し
にわかに微生物屋さんの間で流行ったものです。


みてみると、微生物の特徴を捉えたナイスな菌言葉がたくさん生まれていました。
いやー。いろんなこと考える人がいるもんですね。

秀逸な作品とともに、菌の説明リンク(Wiki)を貼っておきます。
なぜその菌言葉になったのか垣間見えて面白い。


Bacillus subtilis (natto) 納豆菌 「粘り強さ」
 納豆菌だからね。ねばねば。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E8%B1%86%E8%8F%8C


インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae) 「濡れ衣」
 私、インフルエンザじゃないのよ!
 1800年台にインフルエンザが大流行した時に、原因菌として分離されたんだけど、実は違ったという(笑)
 名前だけ残っちゃって、ややこしい。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E8%8F%8C


Campylobacter jejuni 「天災は忘れた頃にやって来る」

 一難去ってまた一難ってのもありました。上手い。
 下痢が終わって油断していたら、そのあとギラン・バレー症候群が併発することから。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

Tricholoma matsutake 「高嶺の花」
 なんだこれ?と思って検索したら、例のアレでした。確かに高嶺の花。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%82%B1

脚気菌「私を探さないで」
 脚気菌を巡って陸軍vs海軍、ドイツ医学vsイギリス医学が激突して大混乱。
 結局脚気の原因は菌じゃなく、ビタミン欠乏でした。
 wikiじゃないですが
 http://www.rikasuki.jp/memorial/hiwa/Japanese/beriberi/index.html

根粒菌「あなたなしではいられない」

 共依存。マメなあなたが大好きです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E7%B2%92%E8%8F%8C 

ノロウイルス(Norovirus) 「冬の訪れ」
 食中毒では夏でも元気です。ワクチンが開発されたらしいけど、撲滅されるのかなー?
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

大腸菌(Escherichia coli)「世帯主」
 いいように利用されるのに嫌われるというかわいそうなやつです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C

などなど。

こっそり、moakoも便乗。

ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus) 「真水で洗わないで」
真水で洗うと死んじゃうんだもん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%B8%E7%82%8E%E3%83%93%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA

うん。イマイチ?

Togetterにもまとめてくれてます。

 http://togetter.com/li/531631
他にも秀逸な作品がずらり。

そのうち、誕生花ならぬ誕生菌とかできたりしちゃって!



私自身は、食中毒菌とかが身近に感じちゃいますけど
このTogetterを見ると、一口に微生物と言っても分野によっては
扱う微生物の種類がぜんぜん違うんだなーと感じます。

結構知らない菌もたくさんいたんですが、調べてみると納得。
いやはや。みんな、なんだかんだで微生物好きなんだなー。と思った次第です。
posted by moako at 05:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

去年の麦茶はまだいける?B

とうとう梅雨があけましたね。
開けた途端になんだこの暑さ!

私の家はアパートの二階なので、夕方締め切った部屋に帰ると
入ったとたんに汗が噴き出てきます。

温度計は 37℃ 

インキュベーターか!!!ちっ(怒った顔)

湿度計は75%。

以下のサイトで不快指数を計算してみると…
http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1202883065

不快指数 93!

不快指数 DI (Tは乾球気温℃、Hは湿度%)
DI=0.81T+0.01H(0.99T-14.3)+46.3で算出されるそうです。
不快指数が80を越えるとほぼ全員が不快を感じるとのこと。

はい。

不快です!!!

帰るなり、とりあえずエアコンと扇風機ON!
あー。今年の夏の電気代もエライこっちゃなんだろうな。。。



そんな時、飲みたくなるのは。そう、麦茶!!(前置き長っ!)

麦茶のパックの試験も最終段階です。
さて、去年の麦茶パックと今年の麦茶パック、どれくらい菌数に差があるのでしょうか…

標準寒天培地に培養しました。

まず、今年。

   写真 2013-07-05 9 27 18.jpg
       3.7×10の2乗CFU/g


そして、去年。

   写真 2013-07-05 9 27 28.jpg
        3.3×10の4乗CFU/g

去年の方がやっぱり菌数多い!


コロニーを見てみると、ブドウ球菌っぽいのが多い。

麦茶のパックを投入するときに素手でつかむので
手の上の菌や、環境菌が残ってしまうのかもしれませんね。

この結果を旦那に報告したところ


旦那曰く

やっぱり!

自分は小袋を取るときに袋の端っこを持って、なるべくコンタミしないように気を使っている!
それなのにmoakoは、袋の真ん中を持って、かつ、時々濡れた手を突っ込んでることもある!
袋に指型らしきものが残ってるのを見たことがある!


と、怒られました。

ずぼらでスミマセン(反省)


ただまあ、見た目は結構な菌が出てますが、思ったほど多くなかったです。
以前測った麦茶パックは10の5乗くらい出てたから、それに比べれば。ねえ。

ただ、この菌が毒素を産生する黄色ブドウ球菌とかだったらちょっと厄介。
黄色ブドウ球菌の毒素、エンテロトキシンは熱にも強いから、水出しはおろか、
煮沸でも30分は必要という困った奴です。

というわけで、今回は去年の麦茶パックは使わないことにしました。

なんせね。

パックを手に取ったときの麦茶の香ばしい香り。
去年の麦茶にはそれがもうすでにない(笑)
だから、多分、美味しくないと思う。


結論。

moakoは、今年の麦茶は、今年の麦茶パックで作ります!

posted by moako at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

去年の麦茶はまだいける? A 

夏です。
暑くなってきました。
関東は梅雨明けしたそうですね。岡山もそろそろかな。
今年の夏はまた一段と暑そうです。

そんな暑い日には麦茶!というわけで、麦茶試験、細々と継続しております。
我が家も麦茶解禁しました。
あれほど、菌が多いと言いながら懲りずに水出し麦茶で飲んでおります。

というわけで、
去年の麦茶と今年の麦茶の菌数比較!準備編です。

まずはパックをハサミで切り、麦茶を取りだしてみます。

右が去年。左が今年の麦茶パック。
 
  写真 2013-06-24 11 24 13.jpg

それを一定重量とり、滅菌精製水中で撹拌し、菌を洗い出していきます。

そして、その液の一部を培地にまいて一般生菌数を測ってみました。
結果は次回。こうご期待。

ところで、moakoは去年と今年の麦茶のマイナーチェンジに気付きました!

同じメーカーの同じ製品の麦茶ですが…
今年のは、麦茶の粒度が小さくなってる!

                   去年
  写真 2013-06-24 11 24 42.jpg


                    今年。
  写真 2013-06-24 11 21 01.jpg

これは、もしかして、今年の麦茶は粒度が小さい→表面積が大きい→早く麦茶ができるのでは?!

と期待して去年の麦茶と今年の麦茶、同条件で同じ時間置いたものを比べてみました。
右が去年。左が今年。

   CA3A0778.JPG
    ありゃ。右=去年の方が濃い(笑)

よく見ると、去年の麦茶の方が細かい沈殿物が多い。
1年のうちにボロボロと小さくなっちゃって、それでよく麦茶がよく出たのかも。

ともあれ。次回、菌数結果です。
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2013年06月27日

去年の麦茶はまだいける? @  

梅雨ですね。

暑くなったり涼しくなったり、こうやってだんだんと夏がやってくるんですね。
6月ももう終わり。夏はもうすぐそこです。

ペットボトルの記事が一段落して、気が抜けたmoakoの尻をぺんぺんと叩く旦那が1人。

「早く次の試験をしろー!」

そう言って彼がとり出したのは、…麦茶のパック。

「えー。麦茶の記事は昔書いたよー。」

そう。moakoは以前、水出し麦茶の菌数が気になって試験をしたことがあったのでした。

シリーズ
水出し麦茶ってどうよ実践編@
水出し麦茶ってどうよ実践編A
水出し麦茶ってどうよ実践編B
水出し麦茶ってどうよ実践編C
水出し麦茶ってどうよ実践編D
水出し麦茶ってどうよ実践編E


旦那 「いや。今回の試験は違う。これをよく見ろ。」

  写真 2013-06-17 12 22 31.jpg

         …あ、賞味期限切れてる。

旦那 
 「そう。これは去年買った麦茶。
  去年使いきれずに少しだけ残ってしまった。
  この麦茶、今年使っても大丈夫かどうか、
  知りたいだろぅ???


moako  「いや、もうこの時点で賞味期限切れてるし。」

旦那 …moakoの話無視
 「きっと、ブログを読んでいる皆さんも、気になっているに違いない!
   さあ、ここに、今年買った同じメーカーの麦茶を用意した!
   同時に菌検査をして微生物学的に去年の麦茶がイケるかどうか、
   確認するのだ!!」

    
写真 2013-06-17 12 22 14.jpg

・・・最近、賞味期限切れかけた(あるいは切れた)ものばかり試験してる気がしますがキノセイデスカ…?

しかしまあ、ちょっとだけ気になる気もするので、今年も再びちょっとだけ麦茶試験。


「去年の麦茶と今年の麦茶の菌数比較」


ただ、この試験で明らかになるのは菌数だけですので、その点ご留意を。
風味などについてはわかりません。

しかし、私は知っている…
去年の麦茶が仮にイケたとしても、旦那はこれを飲まないということを…。
「僕は疫学的弱者だから、moakoが飲んで黒ハート」 ←今までのパターン。
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2013年05月25日

ペットボトルを直飲みしたら? あとがき。

まだ5月だというのに、連日30度近い気温の日々が続いていますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今からこんな調子じゃ、真夏は一体どうなっちゃうんだか。

さて、夏が始まる前にジュースの試験も終了です。
真夏に同じ試験をしてみたら、もっと菌がわっさー!と生えたデータになったでしょうね。

今回のペットボトルで直飲み試験ですが、
似たような試験はちゃんとした研究者によって、今までにも結構行われています。

例えば

小型ペットボトル飲料を唾液および手指で汚染させた時の細菌数の変化

 この試験では、水、お茶、果汁飲料、乳酸飲料、スポーツ飲料を直飲みした場合の、
 ペットボトル内の菌数を見ています。(ただ、最大時間が20時間までの条件)
 moakoの試験と似ている点は、初期には果汁飲料からはあまり菌が出なかったところ。
 (でもmoako試験では、20時間を越えた後に激増してますが)
 相違点としては、水や緑茶も結構菌が増えてる点。


小型ペットボトル飲用使用における安全性の検討

 これは、水、お茶、スポーツ飲料の3種類を直飲みして、常温と冷所に置いた試験です。
 常温に置いたお茶と水が10時間後位から激増したのに対し、
 冷所に置いた場合は72時間の間でもあまり増えていません。

2つの試験ともスポーツ飲料はあまり菌が増えてませんでした。ちょっと意外。


他にも、国民生活センターでは標準株の菌を混入させて試験されています。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20000406_1.pdf
菌の種類によって、挙動が違っていて面白い。



上2つの論文で、判断基準として用いられている水質基準は、

 水道法に基づく飲料水水質基準値 
 清涼飲料水の製造基準 

で、いずれも 一般生菌数 100個/ml以下 です。

ただまあ、moakoの試験では口をつけた時点でその基準をドボンしちゃってるので、
ペットボトルで直飲みしちゃダメ、みたいなおかしなことになってしまいます。
そもそも口腔内の唾液には1ml中に1億〜10億個の菌がいると言われているので、
飲料を飲むと、唾液と口腔細菌も一緒に飲んでいるわけですから。

今回の試験の場合、moakoなりに判断するとすると、
初期に混入した菌数から明らかに増加に転じているのは4日目以降。
2日目までは初期菌数とほぼ同じで推移しています。

というわけで、moakoが飲むならば、室温(20℃程度)ならば2日目まではOKと判断します。
逆にいえば、夏場は2日にはもっと菌が増えてるだろうからアウトだろうなー。その日のうちには飲み切らないと。

また、一般的に、食品の一般生菌数が10の7乗〜10の8乗個/gとなると官能的に(ニオイ、味、見た目など)
腐敗した状態になるそうですので、これも一つの目安になるかもしれません。
 http://www.japanfoodnews.co.jp/professor/fuji87.htm

もちろん、人によって疫学的強さも違うので、いやいやもっと菌数多くてもイケる!
って人もいれば、もっと弱くてもお腹を壊す人もいるとは思いますので、

ペットボトルは

 ○なるべく早めにペットボトルは飲みほしましょう!

 ○飲みきれなかったら冷蔵庫で保存しましょう!

 ○直飲みをせず、コップに移して飲みましょう!


以上でした。
posted by moako at 02:13| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする