2014年10月01日

夏眠から目覚めました。いや、寝てたわけじゃないけど。

久しぶりの更新です。

ずっと冬眠ならぬ夏眠をしてましたが、その間何をしてたかというと、
実は、論文博士の博士号取得のために、色々忙しくしてました。
そして、おかげさまで、9月に博士号(農学)を取得することが出来ました!

まさか自分が博士号を取ることになろうとは最初は思ってなかったのですが、
先生方や会社の人、周りの方々に背中を押してもらい、ここまで来ることができて本当に感謝感謝です。

そのため、ここ数ヶ月は頭のなかがすっかり論文提出モードになってまして、
何か書類の落ちはないか、論文に誤字はないか、出し忘れてるものはないか、先生方に粗相はないかなどなど
常に何かに追われている感じでしたが、それからもやっとやっと開放されました!!!

最初の提出日の前夜は、書類を全部忘れていく夢見たしね!!!
公開審査会の前夜は、「はい、ダメーーー!」って言われる夢見たしね!!

さすがに、かなり追い込まれてたっぽい。


おいおい、このあたりのことは、忘備録としてまとめておけたらなーと思っています。
本当に、いい経験させてもらいました。

もう1つよかったことは、「今、博士論文書いてる!!」って周りの人に宣言したら、
「実は私も書いてる!」「私も書こうと思ってる!」っていう人が意外と多くて、
そのことで、懐かしい人とまた連絡を取り合ったり、情報交換をしたりする機会が増えたのは嬉しかったです。

知らないだけで、みんな頑張ってるんだなー、と思うと私も励まされて、ここでコケる訳にはいかない!と思ったわけですよ。
転びつつも、なんとか1つのゴールに辿りつけたかなと思います。
まあ、研究者の人から言わせれば「ゴールじゃない。スタートです。」って話ですけどね。


しかし、今回の学位取得に伴い、一番反応が一番薄いのが実母でして

moako  「お母さん、私、博士号、取れたよ!」
moako母 「ふーーーーん。  


        ・・・・・・・で??」

って感じのリアクションでした。


ま、いいけど。

ともあれ、これからも微生物とは仲良くしつつ殺菌しつつ頑張っていきたいと思います。
サイキンのオハナシもまた、のんびり更新を進めていきますので、これからもよろしくお願いします!!
posted by moako at 03:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

ビスコの菌 顕微鏡で見てみました。

というわけで、しばらく冬眠ならぬ春眠していたmoakoです。
眠い。

さてさてビスコですが、顕微鏡の写真を撮ったものをUPするのをすっかり
忘れておりました。

ちなみにビスコにいた有胞子性乳酸菌のコロニーはこちら。

写真 2014-01-22 14 33 48.jpg

そして、それをグラム染色して顕微鏡で見た結果がこちらです。   

写真 2014-02-15 9 55 39.jpg

写真 2014-02-15 9 55 26.jpg

おー。
グラム陽性桿菌。

ビスコさんのHPには電顕写真が載ってました【写真転載禁止なのでHPで見てみてください】。

しかし、培地にまいてから結構時間が経ってから(ほったらかしてた)顕微鏡で見てみたのですが、
意外とあんまり芽胞を作ってない。

私が好きなB.cereusだったら、結構すぐに作っちゃうので、芽胞が見れるかな−と思ったけれど
見ることは出来ませんでした。芽胞を作りにくい菌種なのかも。

でも、ビスコには胞子の状態で入っているらしい。

うーん。
どんなイジメかたしたら、芽胞(胞子)を作るんだろうなあ。


火にかけてやろうか。
カラカラにしてやろうか。
ご飯抜き?
空気抜き?

とまあ、ちょっとドSなことを考えつつ、ビスコを食べたのでした。


コメント欄からの情報によると、期間限定でスペシャルビスコってのが、発売されているらしい。 

14special_pac.jpg

普通のビスコは5枚あたり1億個の乳酸菌が入っているのに比べ、
なんとスペシャルビスコは2億個入っているらしい。


すげー!

といいつつ、この商品、未だにお目にかかったことがないんです。
もう売ってないのかな?

このスペシャルビスコも菌数を測ってみたら面白いかもしれませんね。

というわけで、ちょい企画だったのに、ダラダラしてしまいました。


まとめ。

 ビスコの菌はちゃんと1億個います。そして生きてます。

 おなかにいいかどうかは、各自お試しを。
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2014年04月24日

サイキンのオハナシが9周年を迎えました!

結構間が空いてしまいました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
あっという間にさくらも散って、気分はもうすぐGW。

その間に私moakoは、

また年をとってしまいました。

おめでとう!干支3周!
わーいわーい!

ちなみに誕生日プレゼントにはこれをもらいました♪

写真 2014-04-14 1 01 28.jpg 写真 2014-04-14 1 01 08.jpg

岡山の地酒、純米大吟醸「喜平 雄町の雫」と一合お猪口のセット。
一合蛇の目のお猪口は全国新酒品評会でも使われるものなんですね。
変なところ?にこだわる旦那らしく、こそっとインターネットで探して選んでくれたようなのですが、

代引きで受け取るのは家に早く帰る私。
そしてお金を払うのも私。(もちろんあとから代金は回収)

そして、誕生日前に来る怪しいお届け物。

袋には



写真 2014-04-14 19 54 50.jpg
        ネタバレ!!!!

というわけで、ネタバレはしましたものの、日本酒好きな私としては、ありがたくいただきまして、
家で喜平を呑んでほろ酔いになっております(笑)


また、私の誕生日ということは同時に、このブログも誕生日ということになります。

「サイキンのオハナシ」は9周年を迎えました!

すげー!

更新したりしなかったりと波はありつつも、9年も経ったんですね。
ということは来年で10周年なんですね。はやっ!

毎年、この時期にはもう少し頑張って更新しようと決意を新たにするものの、なかなか更新できず。
ふと、思い立って8年前の記事を読んでみると、1ヶ月に10記事以上更新していました。

当時は、菌に関係ないことも色々書いていて、
ああ、そうだ、始めた頃は、ほんといろんなこと書いてたなーということを思い出しました。

というわけで、今年は、菌以外のこともちょいちょい書いて行くのもいいかなと思ってます。
かと言って、更新頻度が上がるかどうかは謎だけどね!!


というわけで、今後ともmoako&サイキンのオハナシをよろしくお願いします!



あっ・・・ビスコの顕微鏡写真… じ、次回ねっ!
posted by moako at 05:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月21日

もやしもん ついに連載終了!

もやしもんの最終巻である13巻の特装版が家に届きました。
   
   写真 2014-03-21 9 12 50.jpg

連載がはじまって9年になるんですね。
このブログでも何度も取り上げました。

日本発?菌漫画。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/13842839.html

もやしもん4巻発売間近
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/29940198.html

もやしもん4巻購入
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/30285672.html

祝!テレビ初登場! もやしもん!!
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/60384966.html

もやしもん買った!
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/87095479.html

もやしもんDSが出るんだってよ。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/115483942.html

完全にもやしもんにハマる(絵本編)
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/132204424.html

もやしもん実写化
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/135182522.html

もやしもん キャスト発表。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/142101995.html

菌VS機関車
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/255823773.html


ちょっと抜粋しただけでもこれ。

9年半の連載中、単行本だけでなく、TVアニメになったり、絵本になったり
はたまた色んなグッズが発売されたり、国立科学博物館で企画展までやったっけ。
(いけなかったけど。)
私が単行本を購入する唯一の漫画。それが「もやしもん」です。

菌がこんなに主役となって(主役は別にいるんだけど)
飛び回る漫画は、後にも先にも出てこないだろうなー。


当時も今も、私自身は、食中毒菌や院内感染菌ばかり追っていたけれど、
この漫画を通して、有用菌や発酵食品の作り方、その歴史的・地理的背景なんかも
知ることができて、本当に楽しみながら勉強させてもらいました。

日本酒好きに拍車がかかったのも、もやしもんのおかげ。

この漫画を通して知った、「シュールストレミング」開缶パーティーしたのもいい思い出。

いやー。すごかったよ。色々。


それにしても。

連載開始から9年半経って、私は35歳のおばちゃんになりましたが、

沢木たちは
 1年生 → 2年生 になったとのこと。

うらやましいぞ。

その時間の流れ。


というわけで、これからも大好きな「もやしもん」。
連載は終わってしまったけど、今後も応援していこうと思います。
   
   写真 2014-03-21 9 15 39.jpg

最後にしてやっと単行本の表紙を飾る主人公沢木(笑)
いろいろ、ちょっと感動しちゃった。


最後に作者の石川雅之さん 本当にありがとうございました!
posted by moako at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月13日

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! 実験編

ビスコ配合の「おなかにやさしい乳酸菌」について。

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! きっかけ編
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/390920349.html

今回は、一気に結果まで報告しちゃいます。



moakoが気になるのは、「おなかにやさしいか」どうかはさておき、

「本当に1億個いるのか?」
です。

とりあえず、菌数測定をしてみることにしました。

1袋=5枚入りで、1億個なので、

1枚あたりは単純計算2000万個いるはずだ!

というわけで、いつもの様に

ビスコ1枚を袋に入れて…
   
   写真 2014-01-21 13 55 49.jpg
   
   写真 2014-01-21 13 55 42 (1).jpg
           よく見るとカワイイ。

潰して標準寒天培地上に培養してみます。

だいたいどれくらい菌がいるかがわかってると、希釈倍率を悩まなくていいいから楽!




そして、3日後…(ちょっと長めに培養してみました)

   写真 2014-01-22 14 33 26 (1).jpg

          生えたー!!!

標準寒天培地でも発育するんですね。よかった。

    写真 2014-01-22 14 33 48.jpg

カワイイ白色のスムースコロニーです。
芽胞菌とは思えない可憐なコロニーでした。

で、でてきた菌を計測して、ビスコ1枚あたりの菌数を計算したところ…

1枚あたりの菌数は…



3.6×10の7乗CFUでした!

ビスコ1枚あたり=3700万個。


おおー! ちゃんといたー!


moakoの実験誤差なんかもあるでしょうから、かなりいい線いってるんじゃないかと。
さすが有胞子性乳酸菌、しぶとくビスコの中で生きているようです。

この子たちが、おなかの中に入って、腸でいい働きをしてくれるんでしょうね。


さて、次は「おなかにやさしいかどうかだ!」というわけで、
娘2人を実験台にして、ビスコを毎日食べさせて排便記録でも取ろうかと思っていたら

娘1(5歳) 「おかーさーん!もうビスコあきたー!ほかのおやつ!!!!
娘2(2歳) 「いらん!

ガーーーーン!!!

というわけで、「おなかにやさしいかどうか」については今回は言及しません。

・・・皆様のおなかでお試し下さい。

次回は顕微鏡写真を撮ってみたのでそれを公開します。



先に言っときます。


下手くそです!!!!
posted by moako at 03:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

ビスコ配合乳酸菌を調査せよ! きっかけ編

あっという間に3月も半ば。
今年は、大雪や寒い日が多いですね。
早く春になればいいのにーと思う今日このごろです。

moakoもずっと冬眠中でしたが、ちょっとあったかくなってきたので
実験をはじめてみました。

今回のお題は、先日子ども用のおやつに買ったこちら。
  
  写真 2014-01-21 13 56 08.jpg
        ビスコ!!!

グリコのビスコ! 1933年に売りだされて、去年でなんと発売80年の
ロングセラーお菓子です。

うちの子も大好き!私も大好き!

というわけで、食べる前にふとパッケージを見てみると

   写真 2014-01-21 13 56 26.jpg
「おなかにやさしい乳酸菌が1億個!(5枚あたり)」


えっ?そうなの??


ビスコって乳酸菌入ってたの?


と二度見するmoako。

とりあえず、ホームページを見てみると、ビスコに入っている乳酸菌は
有胞子性乳酸菌「スポロ乳酸菌」Bacillus coagulansだそうです。

クリーム部に芽胞の状態で配合しているようで、水分含量が少ないクリーム内では
発芽せず、食べた後に腸内で発芽するとのこと。
ようするに芽胞菌配合。確かにこれなら、生きた状態で商品化が可能です。



ふふふふふふ・・・・。


ここからのmoakoの展開は。予想通り。


「ビスコにはおなかにやさしい乳酸菌が本当に1億個いるのか?」


まずは、標準寒天培地に培養かな♪ 
どんな結果になるか楽しみ。

しかし「おなかにやさしい」かどうかを検証するのは難しいなあ(笑)


moako近況

5歳の娘は相変わらず鉄道に夢中。ちょっと目を離した隙に、2歳の次女まで
鉄子になってました。まだ、そんなに単語も喋れないのに、「しんかんせーん」「ひゃっけい!」とかいう。

慌てて今「バチルス」とか「ヨグルティ」とか「おーいちごーなな」とかを教えてます。

鉄子5歳児は最近、菌にも少し興味が出てきたみたいで
「ノロウイルスとインフルエンザはどっちがたくさんいるの?」
「きんはなんびきくらい食べたらおなかいたくなるの?」
「どうしてインフルエンザはおなかがいたくならないの? ノロウイルスはなるのに。」

など、結構鋭い質問をしてくるようになりました。

子どもに説明するのめっちゃ難しい!!
大人に説明するほうがよっぽど簡単だわ!!!!

というわけで、moakoは毎日わかりやすい説明をするよう鍛えられております。ハイ。
posted by moako at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

ノロもインフルも手洗いが基本!手洗いソングを集めてみました。

巷ではノロウイルスが猛威を振るっていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
以前はノロ=牡蠣で当たる!ってイメージでしたが、ココのところのノロは
もっぱら二次感染での集団食中毒。
牡蠣を食べなくても、当たるのねよね。これが。
牡蠣大好きなのに生牡蠣を自粛している私としては、恨めしい今日このごろです。

ノロウイルス。

完全に防ぐことは出来ないけれど、ある程度の予防はできます。

その基本となるのは「手洗い」です。

そう。ノロウイルスにかぎらず、インフルエンザもロタウイルスも、基本は「手洗い」。
保育園や幼稚園など、ちっちゃい子がたくさんいるところでは、感染が広がりやすいのですが
そんな、子どもに手洗いさせるのって結構大変。

というわけで、なんとかして子どもに手洗いさせるべく、歌に乗せて手を洗わせてしまおうという古今東西手洗いソングをご紹介します。

そう。調べてみるとめっちゃあった!!

ビバ!手洗い王国ニッポン!


花王ビオレ 手あらいのうた

最近は、学校の給食やお弁当の時間に流れているところもあるそうですね。
いいと思います!

ライオン  おててをアラウータン体操

なぜか野原(笑)

牛乳石鹸 手あらい歌


牛乳石鹸をシッカリ使って!ということですね。わかります。
他の動画と比べて、石鹸を持っての泡立て作業の部分に
かなり時間をさいています。

きたきゅう「手あらいうた」

北九州の小学校、幼稚園ではこれが流れているらしい。
作詞作曲は、北九州出身の大内義昭さん。
どこかで聞いたことあると思ったら「愛が生まれた日」を歌ってた人。

相模原市保健所「手洗いの歌」

各自治体の保健所が独自に歌を作るケースもあります。
動画がないのがちょっと残念。

世界手あらいダンス

とうとう踊りだしちゃいました。
作ったのはなんと日本ユニセフ。
踊っているのは世界的なダンサー「森山開次」さん。
http://kaijimoriyama.com/
ギャップすげー。


♪ インフル撃退!手あら偉人のうた ♪

浪速のモーツアルト、キダ・タロー先生が作った手洗いソングです。
さすが大阪、ダジャレだらけ!


あなたはどの歌がお気に入りですか?

全部ひと通り見てみたのですが、どの歌も歌のとおりに洗っていくと
手洗いで洗い残しやすい部分がきっちり洗えるように工夫されています。

   tegata.jpg
   ※東京都多摩小平保健所が実施した調査結果より抜粋。

   
お気に入りの歌を口ずさみつつ、手洗いするのをオススメします。


トイレでこっそり観察してみると、大人も結構手洗いは適当。
まあ、みんなが時間をかけて手洗いし始めたら洗面所が激混みになってしまうんでしょうが。

子ども向けもいいけど、今度は大人向け手洗いソングを作ってほしいなー。
posted by moako at 02:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月16日

2014年あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

あっという間に2014年が始まり、さらに2週間がたってしまいました。
早いですなあ。

昨年中はサイキンのオハナシをご愛顧いただきましてありがとうございます。
相変わらず更新はままなりませんが、ゆるゆると今年も続けていきますので
お付き合いください。

昨年はペットボトルの直飲み実験やプラズマクラスター冷蔵庫実験で沢山の人からいろんな声頂きました。
今年も、なにか身近かつ楽しい実験を細々とやっていきますので、お楽しみに!


実は今年は私、年女でございます。

   af635094dffc34efdd0ead69d00e4008_s.jpg
         午!!

いやん。 干支3周しちゃった

馬関係の菌ネタを探していましたら、ちょっと古いですが面白い論文を見つけました。

Lactobacillus equicursoris sp. nov., isolated from the faeces of a thoroughbred racehorse

サラブレッド競争馬の糞便から分離した新種Lactobacillus equicurosoris
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19648335

実は、ここでいうサラブレッドはあの「ディープインパクト」。
競馬に詳しくない私でも名前は知っている三冠を達成した伝説の競走馬です。

当時、ディープインパクトにあやかって、あたり馬券でも払い戻さずに
持っておくファンが多かったそうで、引退レースの有馬記念では
単勝馬券の未払い率が9.1%にものぼったそう。
さらにこの馬券がインターネットオークションでは1万円以上の値段がつくことも
あったそうだから、あらためて、その人気はすごかったんだなあと感じます。

このディープインパクトの糞から新種の乳酸菌が分離され、
「Lactobacillus equicursoris」と名付けられたとのこと。

「Lactobacillus」は乳酸桿菌ですが、「equicursoris」ラテン語で競走馬を意味します。
学名見るたびに、ディープインパクトを思い出しそうな名前です。

これらが、ディープインパクトの速さに影響があったのかどうかについては
論文中では言及されていませんが、もしかしたら、腸内細菌叢に
ディープインパクトの強さの秘密があったのかもしれません。

また、別の競走馬(キングカメハメハ)の糞便から得られた乳酸菌やビフィズス菌を単離し、
それを仔馬に投与することで下痢の防止をする取り組みも行われているとのこと。

www.crossfield-bio.co.jp/wp/wp-content/themes/.../keiba_book.pdf?

まさに「馬には馬の乳酸菌」ってことですな!
まあ、人も、赤ちゃんのウンチから単離した乳酸菌食べてるんだから一緒か!

てなわけで、ディープインパクトのように疾走できるかどうかはわかりませんが
moakoは2014年も、頑張って走っていこうと思います。


ちなみにこの研究をしたのは麻布大学の森田英利先生。
獣医学部の教授であると同時に、競馬の世界では有名な馬券のコレクターなんですって。
趣味と実益を兼ねた?面白い取り組みですなー。うらやましい
posted by moako at 03:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? おまけ編

あっという間に11月も終了。
こちらはバタバタとしておりました。

なんせ、11月のあたまに、既に長女が感染性胃腸炎に感染。

ちょっと先取りしすぎじゃないかい?

なんとか家族内感染は食い止めたものの(不顕性感染はしてるかもしれんけど)
冬の訪れを感じております。
なんせ、これからの時期は感染症のオンパレード。
ノロウイルス、ロタウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなど
なんとか無事に越してくれることを祈るばかりです!!

ってなわけで、忘れてたわけじゃないけど、放置されていた
スパイスの試験の最終章です。(Ikuさん遅くなってゴメンなさい)


まず、元のサンプル自体の菌検査も行なって見たところ
1サンプルあたりの菌数は

 ベイリーブス 9200CFU

 レモンピール 135CFU

 陳皮     4410CFU 


となりました。

元のサンプルからも、結構菌数が出てるんですね。
その、出てきたコロニーの幾つか代表的なものをピックアップして
いつもどおり顕微鏡で観察してみました。

  写真 2013-10-26 14 09 48.jpg   写真 2013-10-26 14 11 50.jpg 

  写真 2013-10-26 14 14 49.jpg

今回の元のサンプルからはグラム陰性菌は出ませんでした。
乾燥させたサンプルだったので、ある意味予想通りです。
ブドウ球菌っぽいグラム陽性球菌なんかは、もしかしたら
手からサンプルに移ったものが残っていたのかもしれませんね。

あとは、芽胞菌もいました。
   
   写真 2013-10-26 14 13 07.jpg
           これ。

これは環境中からやってきてサンプルに残った可能性が高いです。
土壌などからもワンサカでるので。

以上、最後にまとめると

・スパイスのペットボトルへの添加は、限定的に効果あり (但し長時間は×)

・菌数を低く保つには

  サンプルの取り扱いに気をつける。

  スパイスの採取や取り扱いの時に手袋を着用したり、
  採取したサンプルにアルコールをかけて殺菌するなどすると効果がありそうです。

  ペットボトルの口飲みをしない
  コップに移して飲むことで、口腔細菌の混入が防げる。


以上、スパイス専門家Ikuさんとのコラボでした。
Ikuさんありがとう!

しかし、終わった後もさっぱりスパイスに詳しくなっていないmoakoでした(笑)



ところで、今回の顕微鏡写真、自前のiPhoneで撮ってみました。
普通顕微鏡写真を撮るときに接眼レンズにマウントを装着してそこにカメラやデジカメを装着して撮るんですが、
今回の写真は接眼レンズに直接iphoneのレンズ部分を押し付けて撮りました。

幾分コツはいるものの、結構上手にとれて満足です^^
ちなみにコツは、カメラと顕微鏡のレンズの間を5mmほど浮かすことです。
間にOリングなどのスペーサーを入れると結構うまくいきます。
頑張ったら、お手製のマウントとかも作れそうな予感♪です。
posted by moako at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

スパイスとペットボトルの関係。 抗菌ハーブの効果はいかに? 結果編

台風が瞑想、いや迷走しております。
連日の雨、雨、雨…
この時期は、運動会、遠足、芋掘り、稲刈りなどなど
野外での行事が多いので、moako家ではどんどんてるてる坊主が増えてきております。

moakoは秋晴れの下で、ごろごろしたい!!!



さて、
ベイリーブス、レモンピール、陳皮の3種のスパイスを加えたペットボトル試験の結果です。

きっかけはこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/376716153.html
実験方法はこちら。
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/377078095.html

スパイス投入24時間後のペットボトル
   
   IMG_1566.JPG

左から
スパイス投入なし、陳皮、レモンピール、ベイリーブス。
柑橘系2つは水に若干色がついてますね。



今回はスパイス投入直後、5時間後、24時間後の水1mlあたりの一般生菌数を測定しました。


ではでは!結果です!!

@スパイスなし

  control.jpg
        直後420CFU            5時間 31CFU            24時間 105CFU


Aベイリーブス

  beiribus.jpg
       直後2560CFU            5時間 1016CFU           24時間21000CFU

Bレモンピール

  lemon.jpg 
        直後43CFU             5時間 2CFU            24時間 4800CFU 

C陳皮

  chinpi.jpg
      直後120CFU             5時間 13CFU             24時間 4800CFU

菌数をグラフにしてみました。

   harb graf.jpg

初期の菌数がかなりばらついています。
moakoが1口飲んでいる、という実験方法だったので、
飲み方によって、多少の菌数の差があったのかもしれません。
(やっぱり唾液を一定量加えたほうがよかったかな・・・)
あと考えられるのは、スパイス自体に付いている菌が持ち込まれている可能性です。

そして、5時間後、すべてのサンプルで一時的に菌数の減少が見られます。
特に減少しているのはレモンピール、陳皮の2種。
柑橘系のスパイスは一時的に菌数の増加を抑えるようです。

そして24時間後…
スパイスなしも若干菌数が増えていますが、それに比べて
スパイス入りのペットボトルは菌数が急増!
何も入れない場合よりも菌数が増えてしまいました。
もう少し緻密に時間経過による菌数変化を取ればどこで
増加に転じるかわかるかもしれませんが、少なくとも24時間持ち歩きはNGということがわかりました。

つまり
今回の結果では

・柑橘系のスパイスは一時的に菌数を抑える。

・長時間のスパイス投入は逆効果。


ということがわかりました。
この結果を、サンプルを提供してくれたスパイス研究家のIkuさんに
お知らせすると

Ikuさん

ベイリーブスがあまり効果が出てないんですね(泣)
収穫時期と収穫部位があまりよくなかったので、ちょっと心配してたんですよね…


とのこと。
スパイスも収穫時期や収穫部位によって効果がかなり違うそうで、
もしかしたらその辺りも結果に影響しているのかもしれません。



次回は、今回検出された菌の顕微鏡写真と
スパイス自体にもともといる菌の数について調べてみた結果について
書こうと思っています。


追記

実は、24時間経過後の水を飲んじゃいましたが
疫学的猛者のmoakoは全然大丈夫でしたとさ(笑)
まあ、検出されている菌の幾ばくかは元々moakoの口腔細菌ですから。
「おかえりー♪」ってなもんですよ。

柑橘系のものは爽やかで美味しかったです。冷やしたらもっと美味しそう。
posted by moako at 01:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする