2017年02月14日

moakoの手が芽胞だらけの件について。

2月になりました。
あっという間にバレンタインデーも終わって、3月ももう目の前。
こんな調子で今年もどんどん終わっていくのね。怖い。

さて、先日、アルコールで手指の殺菌がどれぐらいできるものかと
軽い気持ちで試験してみたところ、

写真 2017-01-28 14 48 18.jpg
まさかの芽胞祭り。

この手じゃ、日本酒の蔵とか、食品工場とか入りづらいわ!!
ってことで、

妥当、芽胞!! 常在菌を取り戻せ!! ってことで
試験をしてみることにしました。


今回、私の手が乗っ取られている「芽胞」。

芽胞(wikipediaより引用)

芽胞(がほう、spore)とは、一部の細菌が形づくる、極めて耐久性の高い細胞構造。胞子膜、皮層、芯部からなり、胞子膜の外側に外皮を持つものもある。芯部には、DNA、リボソーム、酵素、低分子化合物などが含まれており、半結晶状態になっている。以前は、(細菌の)胞子(ほうし、spore)、内生胞子(ないせいほうし、endospore)とも呼ばれていたが、真菌シダ植物の胞子とは役割が異なるため、それらと区別するために、芽胞という名称で呼ばれるようになった。

芽胞を作る細菌は限られており、有芽胞菌あるいは芽胞形成菌として、細菌を分類する上での指標の一つにされている。有芽胞菌の中にはアンフィバシラス属バシラス属クロストリジウム属スポロサルシナ属などが存在する。このうち、バシラス属とクロストリジウム属が、病原性や微生物の有効利用などの面から、ヒトに対する関わりが深く、代表的な有芽胞菌として取り上げられることが多い。

芽胞を作る能力を持った細菌が、栄養や温度などの環境が悪い状態に置かれたり、その細菌に対して毒性を示す化合物と接触したりすると、細菌細胞内部に芽胞が形成される。このとき、細菌の遺伝子が複製されてその片方は芽胞の中に分配される。芽胞は極めて高い耐久性を持っており、さらに環境が悪化して通常の細菌が死滅する状況に陥っても生き残ることが可能である。しかし、芽胞の状態では細菌は新たに分裂することはできず、その代謝も限られている。このため芽胞は耐久型休眠型と呼ばれることがある。

生き残った芽胞が、再びその細菌の増殖に適した環境に置かれると、芽胞は発芽して、通常の増殖・代謝能を有する菌体が作られる。この通常の菌体を芽胞と対比して、栄養型増殖型と呼ぶことがある。



これ自体が有毒だとかいうわけではないです。(有害なやつもいるけど)
ただ、都合が悪くなる(栄養分が減ったり寒くなったり熱くなったり)と、
自分の殻に閉じこもって(芽胞)、生き延びようとする厄介なやつなんです。

普通、あまり皮膚の上には常在しないので、これをどうにかして除去したい!と思っているところです。

というわけで、

試験その@
『芽胞菌除去の基本! 石鹸手洗い』

芽胞菌の除去の基本は、消毒剤ではなく「手洗いによる除去」
消毒剤で殺そうとすると、先に手がぼろぼろになります(笑)。

というわけで、moakoもとりあえず手洗いしてみることに。

まずは、いつも通りの方法ということで、

石鹸をつけて、30秒間の手洗いの後、ペーパータオルでふき取る
という方法を試してみました。


はたして、芽胞菌は落ちてるのか!?

先日と同様、手洗い前後に標準寒天にペタンしてみます。


手洗い前
写真 2017-01-28 14 49 54 (1).jpg
今日も安定の芽胞祭り。

手洗い後
写真 2017-01-28 14 50 25 (1).jpg
ちょっと減ったものの、そんなに落ちてない。

ついでにダメ元でアルコール
写真 2017-01-28 14 50 42 (1).jpg
・・・・ですよね。



というわけで、通常の手洗いでは芽胞菌はしぶとく残っていることが分かりました。


むむむむむむむむむむむむむむむ・・・。
芽胞め・・・シブトイな・・・。


というわけで、さらにmoakoの検討は続きます…。

こんなのしてみたら?っていうのがあったらお待ちしてます。

手をオートクレーブかけるとか、
熱湯で1分煮るとか、そういうことじゃないからね!!!見失わないでね!!!
posted by moako at 17:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

moakoの手が○○だらけの件について。

2月も目前。
年あけて、毎年恒例のインフルエンザが流行っております。

国立感染症研究所 感染症情報センターインフルエンザ流行レベルマップ
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

9c8e0ccfa11da27212d900f2a022fbcb.png

真っ赤!!!
真っ赤だよー!!

ken_33.png
moakoの住む岡山市も周りから攻められ、陥落は時間の問題!!!


実は、今日、仕事をしていたら鳴り響く、娘の小学校からのお知らせメール。

「2年○組では、インフルエンザおよび発熱による欠席者が増加しているため、
 1月31日〜2月2日を学級閉鎖とします。」

娘の隣のクラス!!! 突然の学級閉鎖!!!

インフルが!!!そこまで来てる!!!



と恐怖におののいている今日この頃です。






さて、そんなこんなで、久しぶりにmoakoはちょっとした実験をしてみました。

インフルエンザはアルコールが有効!

インフルエンザは調べられないけど、手指の消毒にアルコールを使って、
まずはどれくらい菌が殺菌できるのか試してみようと。

早速、培地にmoakoの指5本の腹部分をスタンプさせて菌を採取した後、
手に75%アルコールをしっかりつけてもみ込み、乾くまで放置。
そして乾いたのち、もう一度スタンプしてその菌数を比較してみようと。

Before.jpg
  こんな感じ。(左側:アルコール前 右側:アルコール後)


24時間培養後。

写真 2017-01-28 14 48 18.jpg


!!!!!!??


前と後、ほとんど菌数かわらず。

moakoの手の上で・・・何かが起きている。


そう。


実はこの白く見える菌、おそらく全部芽胞菌。




moakoの手は芽胞だらけなのでした。


昔から、うすうすそうじゃないかと思っていたけど、やっぱり芽胞祭りだったか…

この芽胞、アルコールではほとんど死なないので、当然アルコール前も後も元気に生えてます(泣)

というわけで、



moakoの手に、本来のブドウ球菌を取り戻せキャンペーン!

この芽胞菌をどうやったら除去できるか試行錯誤してみたいと思います。





・・・・インフルあんまり関係なくなっちゃった。



・・・ま、いいか。
・・・みなさん、インフルエンザにはお気をつけて・・・
posted by moako at 16:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月05日

2017年!明けましておめでとうございます!

新年!あけましておめでとうございます!

酉年!!!

去年は、3月以降、ブログが静かーーな状態でしたが、
今年はもう少し、元気に頑張ろうと思います ←毎年言ってる。


昨年末は、ノロウイルスが猛威をふるい、もちつき大会自粛のニュースが流れましたが、
moako家では、一家総出の餅つきが、滞りなく取り行われました(笑) 

写真 2016-12-30 10 58 29 (1).jpg  写真 2016-12-30 8 37 52.jpg
こねくりまわした餅は、自分で食べるように。


餅つきで恐れられている『ノロウイルス』は、10個から100個のウイルスが、口の中に入ることで
嘔吐下痢をはじめとする症状が発生する、極めて感染力の強いウイルスです。

ちなみに、患者の糞便や嘔吐物には1gあたり、10万〜10億個のウイルスが含まれるとのこと。
つまり、目に見えないほどの微量の糞便や吐物が原因で感染が広がる、やっかい極まりないウイルスなのです。


そのため、ノロウイルスに感染して、手にウイルスがついてる人が、餅つきで

写真 2017-01-05 9 18 16.png
こんなことしたり!

写真 2017-01-05 9 17 10.png
こんなことしたりしたら!!

大変なことに!!!!


餅 一 臼 全 滅 !!!


しかも、つきたての餅はそのまま火を通さずに食べることも多いため、
大規模な食中毒になりやすいというわけなのです。

よって、餅つき大会をする場合は、

 ・嘔吐や下痢をしている人、家族にしている人がいる人は、お餅に触らない
 (自分の食べる分ならまあOKかな)
 ・餅つきをする場合は手洗いしてから。
 ・餅の切り分けや返し手の人は手袋。

などのポイントを押さえる必要があると思います。


せっかくの日本のお正月の風物詩、なくなってしまうのはもったいないですので、
大規模食中毒を起こさないよう、楽しんでもらいたいと思っています。


このサイキンのオハナシも、書き始めてもう10年以上が経過しました。
以前は、細菌マニアな人々が集って、むふふと楽しむだけのブログでしたが、
最近は、SNSの影響からか、多くの人が遊びに来てくれるようになりmoakoとしてもうれしい限りです。

除菌業界で仕事をしているので、普段は菌を殺してばかりですが、
菌は巷にあふれていて、共存しているんだということを伝えつつ、
人に対して悪さをする菌については、傷つけられないようなお付き合いの仕方を
面白おかしく解明していけたらと思っています。

相変わらず、菌好き、ウイルス好き、カビ好きのmoakoを、本年もよろしくお願いしまーす!
posted by moako at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月12日

moakoが発酵させてみた。玄米豆乳ヨーグルト結果編

3月も半ばになりましたが、
moakoの家にもインフルエンザがやってきました。

長女。B型。

IMG_4916.JPG

今年は、流行のピークが例年より遅いと聞いていたけど、今頃来たぜ。
当の本人は1日で熱も下がり、ゴロゴロしてます。
熱が下がっても治癒証明もらって登校許可が出るまでは、学校には行けれないので
しばらくは家で私もゴロゴロすることになりそうです。


さて、玄米豆乳ヨーグルトです。
1回目は、培養時間が長かったからか、残念な結果に終わりました。

genmaihand.jpg
    衝撃的な外観(笑)

そこで、2回目は、37℃での培養時間を約半分の12時間に短縮してみました。

すると…

IMG_4790.JPG

じゃーん!!

それらしいものにとりあえずなりました!!!

左 @玄米(手で触らなかったもの)
右 A玄米(ベタベタ手で触ったもの)

見た目はあんまり変わらない感じに出来上がりました。


でも、味は…


@玄米(手で触らなかったもの)→ 豆乳の味+酸味

A玄米(ベタベタ手で触ったもの)→ 酸味+ピリピリした刺激!

と違う感じでした。

このピリピリ感、前回の24時間培養した時にも感じた刺激。

ネットで見てみても、これがあったほうがいいという人、あったら失敗だという人両方いて、正直判断が難しいです。
発酵により二酸化炭素が過剰に発生してそれが刺激の原因になってるのか…
それとも全く別の物質の味なのか…

ともかく、培養時間を短くすればとりあえず見た目もそれなりで、
味もそれなりのヨーグルトらしきものを作ることはできました。




【作り方】のおさらい。
1日目 玄米10gにお湯(50℃くらい)を注いだのち、37℃に24時間おく。

2日目 玄米を浸したお湯を捨て、その上から、豆乳を投入し、37℃で培養
(24時間では失敗したので、12時間に変更)


ちなみに、1日目(培養前)、2日目(豆乳投入前)、完成品(12時間培養後)の一般生菌数の推移はこんな感じでした。
seikin.jpg

どちらも当然一般生菌数は急増。完成品としては、玄米+手の方が1桁ほど多い結果となりました。
この菌数の多さが味の違いになっているのでしょうか。

さらに、pHの推移は

pH.jpg

どちらも最終的には pH6くらいに下がってました。

菌数は1桁程度違うものの、pHはほぼおなじ。でも味は違う。
この味の違いは菌の種類の違いによるものなのかどうか。
次回は、コロニー&顕微鏡写真を紹介したいと思います。

追伸
とりあえず、今回は3さじくらいづつ食べましたが、moakoは元気です。
お腹も壊れませんでした。良かった。
続きを読む
posted by moako at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

moakoが発酵させてみた。玄米豆乳ヨーグルト実験編@

あっという間に3月ですね。

先日、子どもたちと作ったバレンタインデーのチョコレートですが
せっかく旦那にあげたのに未だ食べられず机の上に放置されています。

moako  「チョコ、まだたべないの?」
旦那     「忘れてた。」
moako  「今回のチョコは手作りにつき、微生物学的リスクは例年よりも高いから。」

旦那     「・・・・・じゃあ、あげる♪」

まあ、水分活性も低いし、チョコがカビたって話はあんまりきかないから大丈夫だろうと思いつつ
半月近く室温に放置された自作チョコを食べたmoakoです。

ぜんぜん大丈夫だったぜ!!!!! 




さて、「どこの馬の骨よーグルト」ですが、
結論からいうと、1回目、大失敗!してしまいました。

レシピ通り仕込んで、24時間、37℃で培養したら、まさかのこんな状態!!!!

 genmai.jpg  genmaihand.jpg


NOOOOOO!!!!


これは失敗だろー!!!
さすがのmoakoもこれは失敗だとわかるよ!! 

あまりの衝撃に、すぐに廃棄してしまい、菌数測定&pH測定をするのを忘れてしまいました。
moakoの馬鹿。

あ、でも一応、官能試験はしましたよ。

●香り→腐った豆乳のにおい。すっぱい臭いする。

●味→特に味はなく無味。でもなぜか舌がピリピリする。

どちらも同じような味でした、
ちなみに1さじなめただけでは、お腹も痛くなりませんでした。

ひとさじ以上は食べる勇気が出ませんでした。



とりあえず、もともとの玄米の菌数を測定した結果のみ。

玄米(手では触らないもの)
写真 2016-02-09 15 13 53.jpg

kome10g.jpg
1グラムあたり一般生菌数 5.6×10の5乗くらい。

一般生菌、結構出るなあ〜

というわけで、これらの菌がスターターとなって、豆乳ヨーグルトができている模様です。
手でベタベタ触って作ったものも、同じように試験中ですので、その分は
これらの菌+moakoの手の常在性菌が入ってるものと思われます。



とりあえず…培養時間が24時間は長すぎたと考え、半分の12時間に減らして追試中です。

今度こそ、成功しますように!!!
美味しいのが食べられますように!!!


posted by moako at 17:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

moakoが発酵させてみた。玄米豆乳ヨーグルト準備編。

バレンタインデーも終わり、2月ももう半分終わってしまいました。

はやっ!!

気がつけばもう、今年度もあと1ヶ月半。子どもも1年生から2年生、年少さんから年中さんになりますが、
相変わらずドタバタドタバタしております。

寝ても寝ても眠い。


さて、そんななか、玄米豆乳ヨーグルト、名づけて 「どこの馬の骨よーグルト」 に挑戦してみました。

まずは作り方から。


【準備するもの】
玄米。
moako実家でとれたお米です。無農薬ではない。

  写真 2016-02-09 15 13 53.jpg

豆乳。
まずは無調整がいいかと思い、スーパーで購入。

  写真 2016-02-18 16 15 40 (1).jpg

【作り方】
1日目

玄米10gにお湯(50℃くらい)を注ぐ。

  写真 2016-02-09 15 27 54.jpg

そして37℃に24時間おく。

今回は、衛生的に気をつけて作った場合を想定して、

@玄米(手で触らなかったもの)
A玄米(ベタベタ手で触ったもの)

の2種類を準備してみました。 

写真 2016-02-09 15 27 41.jpg

@には玄米由来の菌が、Aにはそれプラスmoakoの手由来の菌が
ヨーグルトを作ってくれると思われます。

2日目
玄米を浸したお湯を捨てる

その上から、豆乳を投入(ダジャレじゃないよ)。

写真 2016-02-10 17 07 48.jpg

このまま24時間待って固まれば出来上がり。

とこんな流れになっております。


作り方自体は簡単ですが、いかんせん信じる心が足りないのが心配。
というわけで、うまくいくのか否か。乞うご期待です。

posted by moako at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月11日

moakoが発酵させてみた。玄米豆乳ヨーグルト編@。

冬眠からさめたmoakoです。
まだ寒かった。


寝ている間に、巷では色んな食品が流行ってますね。

昨年は「ジャーサラダ」でしたが、今年の夏にも持って歩いている人いるのでしょうか…

同ブログのコメント欄でも、「kanappe」さんが色々ご紹介してくれました。

・自家製天然酵母

・酵素ジュース

・水キムチ

・豆乳ヨーグルト

どれも家庭で楽しめる「発酵食品」だそうです。
色々あるんですね。知らなかった。

今回はその中で「豆乳ヨーグルト」に着目してみたいと思います。

理由は

家に玄米があるから。」 

 それだけです。



まずは、作り方を調べてみました。

いろんな作り方がありますが、オーソドックスなものは


1.瓶に玄米とお湯を入れ、室内(または37℃)に1日放置。
2.お湯を捨て、豆乳を注ぐ。更に1日室温(または37℃)に放置。
3.固まったら種の出来上がり。これを冷蔵保存し、随時種と豆乳を混ぜて
  2から後を繰り返す。

以前ケフィアヨーグルトを作ったことがあるんですが、それの豆乳バージョンですな。
ケフィアは、種菌を購入して市販の牛乳パックに投入して作ってました。
大きな違いは「種菌を自然界から得る」ことです。

これ、実はかなり大きな違いで。

イメージ的には『自然から自然にとったもののほうがよさそう』かもしれないけれど、
正直moako的には「『どこの馬の骨かわからん菌で出来たヨーグルト』なんてちょっと怖い…」というのが正直な所。

ですが、とりあえず作ってみようじゃないの。

名付けて

「どこの馬の骨よーグルト!」



まず、サイキンのオハナシ的観点ですることは

・玄米の菌検査(実験前・37℃1日放置後)
・豆乳の菌検査(実験前・玄米投入直後・玄米投入37℃1日放置後)

あとは、最終製品のpHや官能試験(食べてみる)もやってみようかと思っています。

大丈夫! moakoは疫学的猛者だから!!!!(多分)



色々、ネットを調べていると

このヨーグルトの成功には

「勇気」「信じる心」が必要とのこと。

・・・確かに勇気いる・・・。
信じる心は少々足りてないので成功するかどうかはわかりませんが…

ではまた報告します!!
posted by moako at 08:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

包丁の菌数 菌は刃じゃなくて「ココ」にいる。(お久しぶりです)

あけましておめでとうございます。
moakoです。

っていうか、お正月どころか、すでにもう節分も過ぎてしまいました。

昨年のジャーサラダから、ながらく更新をサボっておりました。
もうやめちゃったんじゃないかという心配の声をいただくようになり
主人からは週1で「更新しないの? ねえ、もう更新しないの?」
とプレッシャーを掛けられるようになってきたので、
そろそろまた復活です。

まずは、肩慣らしに小ネタから。



昨年秋、仕事で小さな子供のいるママさんを対象に、微生物の話をする機会をいただきました。
まさに私がやりたいな!と思ってた仕事!

普段は、自分の仕事で扱っている商品やシステムの話をすることが多いのですが、
今回は「おうちの中の微生物」ということで、中立的な内容で話をすることができて
私自身もスライドを作るのが楽しかったです。
過去の「サイキンのオハナシ」の実験が相当役にたちました。


その中で1つ新たに付け加えた小ネタ実験をご紹介。

家庭の台所の中で、気をつけたほうがよい菌の潜伏場所について調べていたら、
なるほどな、という例がありました。

「包丁」

皆さん、包丁どうやって洗ってますか??

スポンジに石鹸を付けて…
刃をゴシゴシゴシ…
そして包丁立てに立てて、次使う時まで保管。



そんな包丁ですが、包丁の菌分布を調べていると、

ココに多いという事が書いてありました。
      
   包丁1.png
              付け根。


刃と柄の付け根。

確かにココって、私もそんなに気をつけて洗ってない気がする…

というわけで、包丁の菌検査をしてみました。




まずは、moako家の包丁。
かれこれ20年近く使ってます。

    IMG_4308.JPG

普通にスポンジでいつもどおり洗った後に…


     包丁2.png
@刃の部分
A刃と柄の付け根の部分
B柄の部分
を綿棒で拭きとって、いつものごとく一般生菌数を測定してみました。



結果

@刃の部分
刃.jpg

A刃と柄の付け根部分
付け根.jpg

B柄の部分
柄.jpg
芽胞でてる…毎日食べてる納豆菌かな…?


というわけで、刃の部分と比べて、柄の部分や刃と柄の付け根部分が菌が多いようです。

考えてみれば、柄の部分も持ったままスポンジで刃の部分を洗ってるわけだから
普段あんまり洗ってないわ(笑)



つまり、

柄を持ってスポンジで刃をキレイに洗う。
(この時、柄には手についていた菌などが付着している)
 ↓
洗い終わった包丁の柄を上にして立てかける
 ↓
柄についていた菌が水滴を伝って、柄と刃の付け根→刃の方へ
 洗いにくい&乾きにくい柄と刃の付け根で菌が増殖することも。


という感じなのではないかと。

うちの包丁はプラスチックなんだけど、柄が木でできてたりすると
さらに菌が出そうです。乾きにくそうだし。





というわけで、包丁を洗うときは、柄とその付け根も洗いましょう^^

最近は、柄と刃の一体型の包丁も増えてるんです。
洗いやすく衛生的なので、食品工場なんかではよく使っているみたいですね。





【あとがき】
moakoが冬眠している間に、ちまたではまた色々な食品が流行ってますね。

去年はジャーサラダを取り上げましたが、今年もまた流行ってますよ。
玄米豆乳ヨーグルト」。

正直、作り方を聞いただけで、お腹を壊しそうでしたが、近々挑戦してみたいと思います。
幸か不幸か玄米あるし(笑)

菌数だけじゃなくてpHも測った方がいいな・・・最後は食べないとダメかな・・・
posted by moako at 01:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

今流行の「ジャーサラダ」 実際の菌数は? 実験編B 完結編

日本各地で続々と梅雨入りしてますね。
高温多湿のジメジメした毎日が続きます。


さて、ジャーサラダ5日目の結果が出ました。
見た目からして、結構菌数でそうな感じだったので、期待?できます。

 
酢なしの場合
 一般生菌数 5.1×10の6乗CFU/g (1gあたり 5,100,000個)
 大腸菌群数 1.2×10の4乗CFU/g (1gあたり 12,000個)
 
酢ありの場合
 一般生菌数 7.5×10の5乗CFU/g (1gあたり 750,000個)
 大腸菌群数 5.2×10の3乗CFU/g (1gあたり 5,200個)

おおー。

増えたね−。
(でも実はもっと増えると思ってました)

c-10-15day.jpg suari5day.jpg
       酢なし                    酢あり


最初から5日目までをグラフにしてみました。

一般生菌数
ippanseikin.png

大腸菌群数
daityoukingun.png

酢を入れる事によっていくぶん菌の増殖を抑制しているようです。
先人の知恵すごい。


今回は、系を単純化するために、醸造酢を使ったので、結構いい結果が出たのかもしれません。
でも、菌を積極的に殺菌したり、全く増えないのではなく、あくまでも遅らせる程度ですので、過信は禁物です。
さらに、酢が入っているからといってドレッシングも同じ効果があるかどうかは…未知数です。

また、コロニーを見てみると、酢ありと酢なしでコロニーの種類が結構違いました。
最初の野菜の菌叢はおそらく同じような感じだったと思いますが、保存条件によって
残る菌は変わってくるようです。


ちなみに、弁当、惣菜の衛生規範では、
「サラダ、生野菜等の未加熱処理のものは、検体1gにつき細菌数が100万個以下」
が基準となっているので、今回の5日目のジャーサラダは、基準上もちょっと食べられないレベルという結果となりました。
見た目的にも、ダメそうでしたけどね。

というわけで、今回の実験はここまでです。

今回の結論

ジャーサラダ 1週間保存は無理。作ったら早めに食べましょう。

あとは、持って行く時に保冷剤を入れておくなど、温度をあげないようにする
工夫も有効と思います。


終わりに。

moako的に実験をしながら考えたんですが、

日本人なら、生野菜じゃなくて「メイソンジャー煮物」ってのはどうだろう。
肉じゃがとかをメイソンジャーで作ったら日持ちもするしいいんじゃないの?と。

しかし、ジャーサラダの本場アメリカでは、すでにこんな事件が。

CNNニュース
http://edition.cnn.com/2015/04/28/health/potatoes-to-blame-for-botulism/

アメリカのオハイオ州の教会で行われたポトラック(持ち寄り愛餐)で、
ボツリヌス菌の集団食中毒が発生。
24人が食中毒にかかり、54歳の女性が死亡。
ゴミ箱に捨てられた残飯の中の調査から、家庭で作られたポテトサラダが原因食材と断定。

ボツリヌス菌かーーー!!

ボツリヌス菌など嫌気性菌は、煮物などが加熱不足の状態で密閉して酸素がなくなった場合に
増殖してしまう特徴があります。

…煮物も厳しいか…

これから夏本番。
ジャーサラダにかぎらず、お弁当などを持ち歩く機会がある人は十分注意してくださいね!
posted by moako at 21:09| Comment(13) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月03日

今流行の「ジャーサラダ」 実際の菌数は? 実験編A

6月になりました。
あっという間に、梅雨入りしそうです。
温度も30度を越える真夏日の日がちょいちょいあり、食中毒が心配な季節になってきましたね。

そんな中で、ジャーサラダ5日目。

ジャーサラダ、調べてみるとカワイイのがいっぱいありますね。
詰めるときも、ひっくり返した時にキレイに見えるように考えて詰められているとか。
ドレッシングなんかも入れとくと、一番最後にドレッシングがかけられてる感じになるわけですね。
よく考えられてるなー。

さて、ジャーサラダを作って5日間経ちました。
同じく、冷蔵保存したジャーサラダを室温にて6時間放置。

nasi 5day.jpg suari 5day.jpg
       酢なし                 酢あり

5日も経つと、ちょっと、見た目も劣化してます。

下から見たらキュウリがこんなことに。
ura 5day.jpg

うわあ。
菌数でそう。すごくでそう。

というわけで、開封。

においも、若干風味が落ちている感じになってました。
明らかに腐ってる!というわけではないけど、疫学的猛者のmoakoといえども、

さすがに食べたくない。

sunasi.jpg suari.jpg
      酢なし                       酢あり

そして、1日目の場合と同様、一般生菌数と大腸菌群数を測定してみました。

出るな-。こりゃ出るな-。

というわけで、菌数の結果は次回に報告します。


ここで、1日目の菌数の結果を紹介。

1日冷蔵庫においたジャーサラダの菌数ですが、

酢なしの場合
 一般生菌数 5.5×10の5乗CFU/g (1gあたり 550,000個)
 大腸菌群数 3.9×10の2乗CFU/g (1gあたり 390個)

酢ありの場合
 一般生菌数 1.5×10の5乗CFU/g (1gあたり 150,000個)
 大腸菌群数 1.6×10の2乗CFU/g (1gあたり 160個)
(※追記 一般生菌数のコンマの位置を訂正しました)

若干酢ありの方が、菌数が少ない結果となりました。
1day10-1 A.jpg su 1day 10bai.jpg
       酢なし                  酢あり

もっと増えてるかと思ったんですが、そうでもなかった。

このデータだと、前の日に作ったものを次の日に食べるくらいなら大丈夫かなと思えなくもないですが。

ただ、夏など気温がもっと高くなった場合は、菌数はもっと急激に増えることが予想されます。
さらに、今回は、調理器具等はアルコールでしっかり殺菌した物を使いましたが、
家庭で行う場合は、調理器具からの二次汚染にも要注意です。

さらに、大腸菌群もジワジワ増えているのも要注意です。

それでは次で最後のまとめになります。
5日目のデータと、これまでのデータをまとめて見てみますので、好ご期待。
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2015年05月29日

今流行の「ジャーサラダ」 実際の菌数は? 実験編@

暑いです。
5月だというのに、もうエアコンつけちゃいました。
あまりの暑さに、次女(3歳)は公園ですっぽんぽんで水たまりでクロールしてました。
ワイルドだろぉ〜


さて、ジャーサラダの試験の続きです。


ジャーサラダ 1日目。
昨日作ったジャーサラダのうち2本を冷蔵庫から出します。
 
外に出した段階で、ガラス瓶の表面に結構汗かきます。
そのままかばんに入れたらビチョビチョになりそうだなー。

朝出して、昼食べることを想定して、常温でおく時間は6時間に設定。
室温(20〜25℃くらい)にして6時間経過後に、全量すべてをすりつぶして、
一般生菌数と大腸菌群数を調べてみることにしました。

1日後の野菜の様子。

1day.jpg osuari1day.jpg
      酢なし              酢あり

まだ、食べれるかな。
蓋を開けてにおいを臭ってみたけど、まだ「野菜」のにおいです。
酢を入れた方は、ほんのり酢の臭いがします。
菌数はおさえてくれそうだけど、傷んでてもニオイじゃわかりにくいかも。

冷蔵保存だったから爆発的には増えてないとは思うけど、菌数の王様キュウリが
入っているのが気になります。


ちなみに、ジャーサラダに入れる前の野菜の菌数の結果がでました。

一般生菌数  3.0×10の5乗 CFU/g  (1gあたり 300000個)

大腸菌群数  5.0×10の1乗 CFU/g  (1gあたり 50個)
(※大腸菌は検出されず) 



 control10-1.jpg
   一般生菌数(10倍希釈分)

つまり、いくら瓶を洗浄しようと煮沸しようとハイターにつけようと、

野菜自体にもいっぱい菌はいるということを再確認。

もちろん、これらが全て有害かというと全然そういうわけでもないし、
日頃から私達は、これくらいの菌数なら元気にモリモリ食べているということなのですが、
今後、ジャーサラダという特殊な環境の中で、どこまで菌数が増えるかというのは
moakoも気になるところであります。

では、5日後のデ-タをお楽しみに。
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2015年05月25日

今流行の「ジャーサラダ」 実際の菌数は? 準備編

暑くなってきましたね。
昨日は、運動会に行ってきました。
あまりの暑さに親は運動会終了後、そのままダウン。
子どもたちは、テンションが上がった勢いでそのまま公園で夕方まで遊んでました。

その体力がほしい…

さて。

ジャーサラダですが、早速実験準備です。

まず、メイソンジャーですが、ちょっと(いやかなり)高かったので、100均で似たような
ガラス瓶を買ってきました。
(メイソンジャー買っても、まずサラダ作って持って行ったりしなさそうだし)

写真 2015-05-13 12 17 29.jpg

これに、スーパーで買ってきた野菜を詰めます。

使った野菜は
キュウリ・ミニトマト・レタスの三種。
野菜.jpg
サラダといえばこの3つが王道でしょ!

野菜を水道水で洗った後、
念のため、手袋をして、しっかりとアルコール除菌したまな板&包丁で切ります。
なるべく、二次汚染が少ない条件としてみました。
ちなみに家ではここまでやりません。もっとテキトーです。

キュウリは輪切りに。
写真 2015-05-13 12 22 57.jpg

ミニトマトはヘタを取って4つ切りに。
トマト.jpg

レタスは適当にざくざくと。
レタス.jpg

下処理が終わった野菜は5等分します。

そして、切った野菜を4本のガラス瓶に詰めていきます。
ネットを見たところ、硬いもの→柔らかいもの→葉物の順番に詰めると書いてあったので、
キュウリ→ミニトマト→レタスの順に入れていきます。

また、「酢を入れると長持ちするよ♪」との情報があったので、
4本作ったうち2本にはお酢(醸造酢)を2ml加えました。

そして、完成。


おかしいなー。
ジャーサラダの画像検索でみたら、もっとかわいくできるはずなんだけどな-。


moako作。

ジャーサラダ.jpg

なんだろう。

テキトーすぎる!!!

とりあえず、これを日曜日に作り、月曜日(1日目)と金曜日(5日目)に食べると仮定して、
冷蔵庫に入れておきます。

そしてまずは、現時点での野菜自体の菌数を測定するため、
残った1本分の野菜の現時点での菌数検査を行いました。

さてさて。

明日から、ジャーサラダだ!!(全部食べずにすりつぶすけど)
楽しみ!!!
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2015年05月23日

今流行の「ジャーサラダ」 実際の菌数は? 

春ですね。
いや、初夏ですか。
だんだん暑くなってきましたね。

ところで、皆さんは「メイソンジャー」って知ってますか?

ところで、最近テレビを見ていなかったので、
巷で人気の「メイソンジャーサラダ」を先週初めて知りました。
近くの雑貨屋に行ってみたら、確かに売ってた。

「メイソンジャー」
アメリカのBALL社のガラス保存容器で、蓋がダブルキャップ構造になっていることから
密閉性が高いことと、煮沸消毒ができるのがポイント。

このメイソンジャーに、サラダを詰めてランチに持っていくというのが
いわゆる「ジャーサラダ」で、巷で今、流行っているんだって。

こんな風に。

0aadde8d76d88fd41efccf3ac1165b5d_s.jpg

確かに、カワイイ。

このジャーサラダ。冷蔵保存で5日間は保存が効くとのことで、
アメリカでは、朝食やランチ用にと、1週間分を週末にまとめて作る人が多いとのこと。

作り方を見てみると、
長持ちするように、きちんとジャーは煮沸消毒するようにとか、注意事項はあるのですが、

しかし、そもそもmoakoが思うに、

生野菜自体にも菌はいっぱいいますから!!!

どんなに容器を滅菌しようと、生野菜の菌を滅菌することはできませんから!!

(参考・過去記事)
野菜にはどれくらい菌がいるの?? キュウリ編
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/279266533.html

もちろん、キュウリだけじゃなくて、ほかの野菜にも微生物はもともといます。
また、多くの野菜の場合、菌は葉っぱや実の表面に、菌が偏在しているのですが、
カットすることによって、その表面の菌がそれ以外の部分にも付着し、
内部の野菜の浸出液(汁)を栄養分として、増殖してしまうという側面もあります。

市販のカット野菜やお惣菜を作っている工場が、どれだけ苦労して、カット野菜の
菌数を低く維持しているか・・・


…。


やるか??

というわけで、恒例の実験。

「ジャーサラダ、実際の菌数はどれくらい?」

次回は、実験準備編です。

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2015年05月12日

祝10周年! サイキンのオハナシが10周年を迎えました!

お久しぶりです。moakoです。
毎回お久しぶりになってしまっている今日このごろです。

さて、おやすみしている間に、

サイキンのオハナシが10周年を迎えました!!


わーーーーい!!

といっても、最近は更新がままならず、続いているのかいないのか微妙なところではありますが、
10周年となると、微妙に感無量です。
昔は色々やったなあー。と過去記事を見ながら感慨にふけってます。

やめてしまうのももったいないので、これからも細く永く続けていこうかなと思っていますので、
これからも、よろしくお願いします。


さて、この10周年を記念して、あるところに行ってきました。

写真 2015-05-04 11 49 33.jpg
            菌神社。

まさに我々のためにあるような神社ではないか!!

以前、このブログにも取り上げたことがあるのですが、滋賀県栗東市にある小さな神社です。
菌とかいて「くさびら」と読むそうです。

菌の神様 
http://lovelykin-kin.seesaa.net/article/27566466.html

ここでいう菌はキノコのことだそうです。
昔、景行天皇の頃、武田折命が、料田に田植えをしようとしたら、
一夜にして菌(キノコ)が生えたのが由来とのこと。

一説にはこの地方が大飢饉に襲われた際、神社の周りに見たこともないキノコが
大量に生えてきて、領民はそれを食べて飢えをしのいだとの言い伝えも。

写真 2015-05-04 11 50 30.jpg

写真 2015-05-04 11 51 28.jpg

写真 2015-05-04 11 51 04.jpg

写真 2015-05-04 11 52 11.jpg
本殿は栗東市の指定文化財に指定されているとのこと。

写真 2015-05-04 11 49 40.jpg
提灯には結構大きめの字で、ふりがながふってある。
明治時代までは「菌」ではなく「草平」だったとのこと。

写真 2015-05-04 11 51 34.jpg
  狛犬さんこんにちは。

訪れたのは、5月4日ですが、毎年5月5日には例大祭が行われ、
ジャコのナレズシが供えられるそうです。

写真 2015-05-04 11 52 33.jpg
例大祭の1日前にしては、静かな境内。

家内安全と、サイキンのオハナシのますますの発展を祈願してきました。
家族は、あまり(全く)興味が無いようで、車から降りても来ず、
1人での参拝となりました。

というわけで、サイキンのオハナシを、今後ともよろしくお願いします!!

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2015年02月09日

新旧菌キャラ対決? もやしもん vs うんコレ 

2月になりました。

1月の中旬、この本を買いました。

写真 2015-01-16 19 50 47.jpg
「絵でわかる感染症withもやしもん」

なんてったって、もやしもんが出てるんだもの!
もやしもんが終わっちゃって「もやロス」の私、amazonで即買いです。

内容は、極めて学術的な臨床微生物&抗生物質に関する本でした。

微生物はともかく抗生物質についての本は、敷居が高くて、読む機会がなかったのですが、
いい機会になりました。挫けそうになると、オリゼが出てきて励ましてくれるので、
最後までナントカ読めました。

抗生物質って一言に言っても、いろんな種類があって、効く菌、効かない菌があるって
いうのは漠然と知っていたのですが、そのなかでも、抗生物質の種類によって投与の仕方
が違ったり、スペクトルが広いのがいいのかというとそういうわけでもないなど、
臨床の現場で、いかに症例から原因を突き止めて、治療するかとい医療からの観点を
垣間見ることができました。

普段は「殺菌!」「殺菌!」とやたらめったら殺してる私ですが、
現場はもっと繊細なもんなのですね。。。。



さて、もやしもんのオリゼー やっぱりかわいいー! とか言ってたら
「微生物」が全く予想だにしないキャラクター化されているのを見て、驚愕。


大腸菌擬人化カードゲーム 

うんコレ!!
cropped-950_250.jpg
(うんコレHPより)



よく考えてみたら、艦これとか、戦艦がまさかの萌えキャラだったが、まさか、うんこの中の腸内細菌を擬人化しようなんて、
その発想はなかったわ!!

開発元は「日本うんこ学会」。

日本うんこ学会
http://unkogakkai.jp/

理念
@正しいうんこの知識を普及させ、国民の大腸健康度の向上を目指します。
A「先生うんこに行ってきます!」が自然と言える社会を目指します。

そもそもは大腸がん健診を普及させたいと考えたお医者さんが、どうすれば、
自分のうんこにもっと興味を持ってくれて、大腸がん検診に気軽に行ってくれる
ようになるか考えた結果、ここにたどり着いたらしい。

意外とというか、あまりにもまっとうな理念からの斜め上のアウトプット。


そして、腸内細菌たちが、美少女に!

ビフィドバクテリウム・アニマリス
B・アニマリス立ち絵1026-744x1024.png 


ラクトバチルス・ラブレ
ラクトバチルス・ブレビス立ち絵1111-722x1024.png

などなど。


うんこが流れた先にたどり着く、うんこの理想郷「ウントピア」。
ウントピアの平和を守るため、美少女大腸菌たちとともに戦います。
リアルの排便の記録を報告すると、カードを引くことができ、それによって敵を倒していくとのこと。

ちなみに、排便記録を報告する中で、「便に血がまじる」など、大腸がんに
つながるような症状があらわれると、神様「カンベンヌ」が現れて、
「検診に行ったほうがいいですよ」とお告げを与えてくれるらしい。

合言葉は
 「課金しますか? 排便状況を報告しますか?」


なんかもう・・・スゴい。moakoの想像をはるかに超えてるよ…。

リリースは今年の夏以降になるとるとのこと。

…とりあえず、リリースされたら、やっとくしかないだろ。。。
posted by moako at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月17日

毎日触るスマホ。実際どれくらい汚いのか確かめてみる。実験編B

インフルエンザが猛威を奮う今日このごろ、皆さんお元気でしょうか。
インフルエンザの予防の第一歩は、うがい手洗いですよー。

さて、スマホ表面の菌についての最終回です。

今回は、出てきたコロニーをいつものごとく染色・検鏡してみました。
IMG_1297.JPG
     こんなやつとか

IMG_1304.JPG
     こんなやつとか。

いずれにしても乾燥に比較的強いグラム陽性菌が多かったです。

さて、スマホ表面に菌がいっぱいいるという国内外の調査結果を受けて、
その対応用にといっぱい商品が発売されているようです。

例えば、
「充電しながら除菌もしてくれる充電器」
http://www.thanko.jp/product/2052.html
http://item.rakuten.co.jp/otas/888-1461/
http://item.rakuten.co.jp/maple517/10012883/

紫外線ランプが内蔵されていて、充電しながらスマホ表面の除菌をしてくれるグッズです。
ホント、いろんなこと考えますなー。

ただし、これは紫外線なので、紫外線が当たっていない部分は効きません。
したがって、今回のスマホのケースの裏側とかは無理なのであしからず。

スマホケースの裏側やスマホ表面の菌は、アルコールで拭くのがよいとのことです。


あとは、これからの時期、ノロウイルスとかロタウイルスとかは比較的強いウイルスなので、
今の時期、インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどもスマホを介して感染を拡大する
こともあるかもしれません。家族や社内でスマホや携帯を共用している人はご注意を。


追伸
インフルエンザが流行り始めて、我が家でもマスクが登場。
しかし、子ども2人は人生初マスクがうれしすぎてテンション上昇。

マスクしたままチューしたり、お互いのマスクを交換したりとやりたい放題です。


それ、マスクの意味ないから!!!

保育園や幼稚園でも、

女子が可愛いマスクしてくる

女子A 「なにそれかわいいー!貸してー」

女子B 「いいよー!」

女子C 「いいなー私にも貸してー!」

女子D 「わたしもわたしもーー!」(以下略)

パンデミック!!ドコモ提供ドコモ提供ドコモ提供

という図式が成り立ちますので、どんなに可愛いマスクでもマスクは共用しないよう
注意してくださいね!


moako家、今年は冬場に何も流行りませんように!!!!
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2015年01月08日

毎日触るスマホ。実際どれくらい汚いのか確かめてみる。実験編A

新年あけましておめでとうございます。
2015年になってしまいました。

今年もゆるゆると更新していきたいと思いますので、
ゆるゆるとお付き合いくださいませ。


昨年、moakoのスマホ表面の菌数を測定したところで、年が変わってしまいました。
スマホの表面にはそれなりに菌がいて、指をスライドすると、指から画面に
菌が移行することが分かりました。

スマホの画面には結構菌がいる。

これはある程度予想された自体ですが、
ココ以外にも菌が結構いるということを、指摘した研究がありました。

昨年の防菌防黴学会の年次大会で発表されていた演題。ズバリ

「スマホのカバーにもカビは生える」

カビの専門家、大阪自然史博物館の浜田先生のご発表。
これまでも食器洗浄機や室内のエアコン等、身近な場所でのカビ汚染を指摘してこられた先生ですが、
今回のターゲットはスマホ表面だけでなく、その内側に注目されたようです。

スマホの表面は掃除する人も多いけど、なかなかカバーを外してまでは掃除をしないということに加え、
最近は、スマホを浴室に持ち込んでゲームやネットを楽しむ人も多いことから、

汚れ+湿気=カビ発生!

の条件が整っていると思われます。

今回の調査では、試験した115台のスマホのうち、約40%からカビが検出、15%は100cfu以上のカビが検出されているとのこと。


というわけで。


ドキドキ黒ハート黒ハート黒ハート

私のスマホもカバーを外してみることにしました。

CA3A0760.JPG
じゃーん。使い出して約2ヶ月。まだまだ新しいです。

見た目はキレイです。
でも、黒いカバー内側がホコリだらけになっていました。
カバーと本体の間から入り込んでると思われます。こりゃー生えそうだ。

CA3A0761001.JPG

カバー内面の黒い部分を全面拭き取りしてみました。

もう一箇所。
私のスマホケースは、画面部分のカバーもついていて、画面に触れる部分が
布っぽい素材なので、ここの部分も拭き取ってみました。

写真 2015-01-08 3 00 31.jpg

結果

スマホカバー内側部分
スマホケース1ml.JPG
  78CFU(全体では780CFU)

布部分
布部.JPG
   2CFU(全体では20CFU)

結果として、カビは検出されませんでしたが、一般生菌は結構出ました。
まだ使い始めて2ヶ月ほどなので、セーフだったというところでしょうか。

ちなみに、使用期間が長い人、女性より男性、カバンよりズボンにスマホを入れる人は
カビ汚染が多い傾向があるそうですので、お気をつけて!
次回は、主なコロニーの顕微鏡写真などなどを紹介します。
posted by moako at 03:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月08日

毎日触るスマホ。実際どれくらい汚いのか確かめてみる。実験編@

12月になって、急に寒くなりましたね。
今年もあっという間に終わりです。嗚呼、年賀状書かなくっちゃ。
今年は描いてると眠くなりそうな干支だなあ・・・(遠い目)

さて。スマホの拭きとり試験の続きです。
スマホの表面を滅菌綿棒にて拭き取りました。
ホームボタンも拭き取りたかったんですが・・・なんか、生理食塩水が入って
大変なことになってしまったら困るので画面表面のみとしました。
ちなみに表面にはちゃんとフィルターを貼ってます。

では、moakoのスマホ表面、培養後の一般生菌を御覧ください。
  





表面1ml.JPG
       じゃーん!

スマホ表面全体に換算すると1.9×10の2乗(190個)くらいでした。
実は、もっと出るかな‐と思ってましたが結構キレイですね。


ちなみに、スマホを指で触る感じで寒天培地をさわってみました。

指先の力の加減によって、菌数に差が出るかなーと思って

ちょん(10gくらい) ぎゅっ(30gくらい) ぎゅーっ(100gくらい)の強さで
人差し指で標準寒天培地にさわってみました。

その結果がこちら。



IMG_1070.JPG

指の押し付けの強さではあまり菌数は変わらないみたいです。


ついでに、スマホの立ちあげ時に画面の下部をスライドする感じで
人差し指で寒天培地上をスライドしてみました。

シュッ!

IMG_1073.JPG

IMG_1075.JPG
       お花畑!!!

いろんな菌が出てきて、嬉しいような嬉しくないような。
ともあれ、こんなかんじでmoakoの指の菌はスマホの表面にお出かけしているってことですね・・・。
でも、ずっと見てると、なんか、カワいく思えてくるような・・・。

次回は、もう1ヶ所、心配な場所の菌検査の結果と、顕微鏡で観察した結果を掲載したいと思います。
posted by moako at 16:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月21日

毎日触るスマホ。実際どれくらい汚いのか確かめてみる。 

秋も深まってきました。
今年も、もうすぐ終わってしまうなんて信じられないですが、これが現実。

サイキンのオハナシも冬眠→春眠→夏眠と眠りっぱなしで、1年が終わってしまいそうです。

今年最後の試験になってしまいそうですが、今回は「スマホ」について。

今年5月にネットを賑わした「スマホは便器の18倍汚い」というニュース。(今さら)



確かに、スマホの表面って、

指で触る→皮脂(栄養)がつく
スマホ使う→あたたかくなる

というわけで、サイキンたちにとってはうってつけの環境ではありそうです。
ただまあ、自分由来の菌だし・・・ね。

一体スマホにどれほどの菌がいたのかという話で、色々探してみると、世界各地でスマホの菌数を調べられている様子。

新しいところでは、2014年10月のドイツの報告

Bacteria on smartphone touchscreens in a German university setting and evaluation of two popular cleaning methods using commercially available cleaning products.

ようするにドイツの大学でスマホの表面にどれくらいの菌がいたのかを調べたデータでした。
60台のスマホの表面を検査したところ、1.37±0.33CFU/cm2の一般生菌がいたとのこと。

中国や日本でも同様の試験が行われていて、多いところでは1つのスマホあたりおおむね10×3乗程度の
菌が検出されるとのことです。

というわけで、moakoも気になったので拭き取ってみました。

moakoのスマホ。

CA3A0756001.JPG
じゃーん。

この、モニター部分全体を綿棒でふきふきしてみました。


ちなみに以前、ガラケーの菌検査は2006年にしたことがありまして、

その時は、こんなかんじでした。


携帯電話の機種に時代を感じます(笑)


さて、今回はどんな結果になるのかお楽しみに。
posted by moako at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月01日

夏眠から目覚めました。いや、寝てたわけじゃないけど。

久しぶりの更新です。

ずっと冬眠ならぬ夏眠をしてましたが、その間何をしてたかというと、
実は、論文博士の博士号取得のために、色々忙しくしてました。
そして、おかげさまで、9月に博士号(農学)を取得することが出来ました!

まさか自分が博士号を取ることになろうとは最初は思ってなかったのですが、
先生方や会社の人、周りの方々に背中を押してもらい、ここまで来ることができて本当に感謝感謝です。

そのため、ここ数ヶ月は頭のなかがすっかり論文提出モードになってまして、
何か書類の落ちはないか、論文に誤字はないか、出し忘れてるものはないか、先生方に粗相はないかなどなど
常に何かに追われている感じでしたが、それからもやっとやっと開放されました!!!

最初の提出日の前夜は、書類を全部忘れていく夢見たしね!!!
公開審査会の前夜は、「はい、ダメーーー!」って言われる夢見たしね!!

さすがに、かなり追い込まれてたっぽい。


おいおい、このあたりのことは、忘備録としてまとめておけたらなーと思っています。
本当に、いい経験させてもらいました。

もう1つよかったことは、「今、博士論文書いてる!!」って周りの人に宣言したら、
「実は私も書いてる!」「私も書こうと思ってる!」っていう人が意外と多くて、
そのことで、懐かしい人とまた連絡を取り合ったり、情報交換をしたりする機会が増えたのは嬉しかったです。

知らないだけで、みんな頑張ってるんだなー、と思うと私も励まされて、ここでコケる訳にはいかない!と思ったわけですよ。
転びつつも、なんとか1つのゴールに辿りつけたかなと思います。
まあ、研究者の人から言わせれば「ゴールじゃない。スタートです。」って話ですけどね。


しかし、今回の学位取得に伴い、一番反応が一番薄いのが実母でして

moako  「お母さん、私、博士号、取れたよ!」
moako母 「ふーーーーん。  


        ・・・・・・・で??」

って感じのリアクションでした。


ま、いいけど。

ともあれ、これからも微生物とは仲良くしつつ殺菌しつつ頑張っていきたいと思います。
サイキンのオハナシもまた、のんびり更新を進めていきますので、これからもよろしくお願いします!!
posted by moako at 03:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする