2010年11月30日

サラサラ鼻水とあおっぱな。考察編

サラサラ鼻水とあおっぱなについて。

前回の試験の結果について、Twitter上でちょっとした論議になりました。
確かにこの結果は不思議だなあと思っているのですが、
専門の方がいろいろ教えてくれてうれしいです。

今回、あおっぱなから菌があまり出なかった原因として考えられるのは(今のところ)3つ。

1.本当に菌がいない。

 この結果をそのままとらえるならば菌がいないことになります。 
 
2.何らかの原因で菌の発育が抑制されている。
  この可能性はあると思います。確かに今回は鼻水をそのまま培地上にまいているので
 抗菌成分もそのまま培地上に残留していることになります。
 今回つかった培地は特に失活剤なんかもいれてないので、高濃度で残留した抗菌成分が
 作用して菌が生きているのに生えない、という事態なのかもしれません。

3.菌はいるがこの培地じゃ生えない。
 この可能性もあると思います。
 培地は生きている全ての菌を検出するわけではありません。
 用いた培地上で、行った培養温度、時間、周りの条件(酸素ありなしなど)において
 「僕!増えれるよ!」という奴だけが増殖し、目に見えるコロニーを形成します。
 そして、そのコロニーが私の目にとまった奴だけが検出されたということになります。

 さて、今回用いた標準寒天培地は主に食品分野でよく用いられる培地で塩類が入っていません。
 だから、ヒト由来の菌を検出するには検出感度があまりよくないのではとのこと。

 確かに―。

 今まで緑膿菌にせよ、ブドウ球菌にせよこの培地で結構検出はできてはいるのですが、
 2の原因と組み合わさり、増殖しにくくなっている可能性は考えられます。


楽しいなあ。こうやっていろいろ考えるのって。

 というわけで、追試してみることに。

 今回は

 1.培地の種類を変えてみる。

  塩類の入った培地(標準+塩を入れた培地&BHI培地)を使ってみる。
 
 2.希釈してみる。
  失活剤として何を用いればいいかがイマイチよくわからない。
 (あったとしても私の身近で手に入らなければ使えないけど)
 したがって、今回はとりあえず希釈してみることにしました。
 希釈の倍率が上がれば、鼻水内の抗菌物質濃度が下がり、影響が少なくなるはず。
 その分菌数も希釈によって少なくなるけどね。
 願わくば抗菌成分が菌の生育を抑制しない希釈倍率で生菌数がある程度残っていてくれたらいいんだけど。
 
さて。問題は

娘の風邪が治ってしまったことかな。



母としては娘には健康に過ごしてほしい反面、moakoとしては「黄色い鼻水〜★」と思ってしまう今日この頃です。
娘よ、スマン。

あ、別に私が風邪ひいて、黄色い鼻水出せばいいんだけどね。
なかなか風邪ひいても黄色い鼻水でないんだもん。

この試験、いろんな意味でなかなか難しいな(笑)
というわけでまた追試したらお知らせします。
posted by moako at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
6歳の息子が「顕微鏡で見た菌とかの本がほしい」と言うので探していたら、こちらのブログを見つけました。

お子さがもいらっしゃるようですので、もしかしたらお心あたりがあるかな、と思ったのですが、専門書ではなく一般書店でも取り扱いがあるもので、そのような本はご存知ないでしょうか?
絵本と言うよりも、写真が載っているようなものがいいみたいなのですが・・・。


いきなりこのような質問ですみません。
もしご存知でしたら教えていただけたらうれしいです。
息子はこちらのブログをうれしそうに見ております。
これからも息子と一緒に読ませていただきますね!
Posted by 菌好き息子のハハ at 2010年12月04日 17:17
>菌好き息子のハハさん
コメントありがとうございます。
息子さん、微生物に目をつけるとは将来有望ですね〜(笑)

さて、菌の写真がたくさん付いた本ということで
真っ先に思いつくのは
「微生物の世界」
http://www.amazon.co.jp/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%8F%8C%E5%AD%A6%E4%BC%9A/dp/4924753564
ですが、ちょっとお高いので…。
(この本を買うお金でちょっとした顕微鏡を買って
実際に微生物を見るほうがある意味面白いかもしれません)

例えば、私のオススメとしては…

・微生物の世界を探検しよう―顕微鏡を使って楽しむ (子供の科学サイエンスブックス)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%8E%A2%E6%A4%9C%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E2%80%95%E9%A1%95%E5%BE%AE%E9%8F%A1%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%80-%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E9%98%BF%E9%81%94-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4416209045/ref=pd_bxgy_b_text_b
 →幅広く微生物について知りたい場合にオススメ。

・恐怖の病原体図鑑―ウイルス・細菌・真菌(カビ) 完全ビジュアルガイド
http://www.amazon.co.jp/%E6%81%90%E6%80%96%E3%81%AE%E7%97%85%E5%8E%9F%E4%BD%93%E5%9B%B3%E9%91%91%E2%80%95%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E7%B4%B0%E8%8F%8C%E3%83%BB%E7%9C%9F%E8%8F%8C-%E3%82%AB%E3%83%93-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88/dp/4890133496/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1291656196&sr=1-3
 →病原性のあるものばかりでちょっと怖いけど、写真がとてもきれいでオススメ。

・普及版 やさしい日本の淡水プランクトン図解ハンドブック
http://www.amazon.co.jp/%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88-%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%B7%A1%E6%B0%B4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%B3%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E8%8B%A5%E6%9E%97-%E5%BE%B9%E5%93%89/dp/4772604383/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1291656228&sr=1-1
 →水辺にいる微生物(藻類などがメイン)は身近で形が綺麗なのでオススメ。

などです。書店やオンラインショップでも手に入ります。
是非購入した際には、息子さんの感想も聞かせていただけたら嬉しいです。
 
これからも、宜しくお願いします〜♪
「こんな実験してほしい!」などご意見・リクエストなんかもお待ちしてますよ!
Posted by moako at 2010年12月07日 02:27
moakoサマ

ずうずうしいお願いにも関わらず、こんなにたくさん!!教えてくださってありがとうございます〜☆
いろいろ検索してみたのですが、なかなかコレ!というものにあたらず、でもせっかく興味を持っているなら見せてあげたい、と思いまして。
本当は顕微鏡を買ってあげるのがいいのかもしれませんが、なかなか(^^;)
まずは本から・・ということで、さっそく図書館で探してみますね。

ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!!
Posted by 菌好き息子のハハ at 2010年12月09日 00:39
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