2013年07月30日

菌言葉を作ろう。

暑い暑い暑いー!

というわけで今年も夏真っ盛りです。
子どもたちは連日プールで楽しそうですが、親はそういうわけにもいきませんな。

とは言え、室内での仕事なのでまだマシなんだと思います。
外で働く皆さん、本当にお疲れ様です。


さて。
今回は小ネタ。

moakoはTwitterのアカウントも持っていますが、しばらく寝かしておりました。

半月ほど前のことです。

久しぶりに開いてみると何やら周りで楽しそうな動きが。

#菌言葉を作ろう


説明しますと、よくある「花言葉」

たとえば 

 赤い薔薇なら「あなたを愛します」
 黒い薔薇なら「死ぬまで憎みます」(怖っ!) とかいうあれです。

あれの菌バージョンを勝手に作ってみようというハッシュタグが登場し
にわかに微生物屋さんの間で流行ったものです。


みてみると、微生物の特徴を捉えたナイスな菌言葉がたくさん生まれていました。
いやー。いろんなこと考える人がいるもんですね。

秀逸な作品とともに、菌の説明リンク(Wiki)を貼っておきます。
なぜその菌言葉になったのか垣間見えて面白い。


Bacillus subtilis (natto) 納豆菌 「粘り強さ」
 納豆菌だからね。ねばねば。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E8%B1%86%E8%8F%8C


インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae) 「濡れ衣」
 私、インフルエンザじゃないのよ!
 1800年台にインフルエンザが大流行した時に、原因菌として分離されたんだけど、実は違ったという(笑)
 名前だけ残っちゃって、ややこしい。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E8%8F%8C


Campylobacter jejuni 「天災は忘れた頃にやって来る」

 一難去ってまた一難ってのもありました。上手い。
 下痢が終わって油断していたら、そのあとギラン・バレー症候群が併発することから。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

Tricholoma matsutake 「高嶺の花」
 なんだこれ?と思って検索したら、例のアレでした。確かに高嶺の花。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%82%B1

脚気菌「私を探さないで」
 脚気菌を巡って陸軍vs海軍、ドイツ医学vsイギリス医学が激突して大混乱。
 結局脚気の原因は菌じゃなく、ビタミン欠乏でした。
 wikiじゃないですが
 http://www.rikasuki.jp/memorial/hiwa/Japanese/beriberi/index.html

根粒菌「あなたなしではいられない」

 共依存。マメなあなたが大好きです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E7%B2%92%E8%8F%8C 

ノロウイルス(Norovirus) 「冬の訪れ」
 食中毒では夏でも元気です。ワクチンが開発されたらしいけど、撲滅されるのかなー?
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

大腸菌(Escherichia coli)「世帯主」
 いいように利用されるのに嫌われるというかわいそうなやつです。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C

などなど。

こっそり、moakoも便乗。

ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus) 「真水で洗わないで」
真水で洗うと死んじゃうんだもん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%B8%E7%82%8E%E3%83%93%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA

うん。イマイチ?

Togetterにもまとめてくれてます。

 http://togetter.com/li/531631
他にも秀逸な作品がずらり。

そのうち、誕生花ならぬ誕生菌とかできたりしちゃって!



私自身は、食中毒菌とかが身近に感じちゃいますけど
このTogetterを見ると、一口に微生物と言っても分野によっては
扱う微生物の種類がぜんぜん違うんだなーと感じます。

結構知らない菌もたくさんいたんですが、調べてみると納得。
いやはや。みんな、なんだかんだで微生物好きなんだなー。と思った次第です。
posted by moako at 05:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

去年の麦茶はまだいける?B

とうとう梅雨があけましたね。
開けた途端になんだこの暑さ!

私の家はアパートの二階なので、夕方締め切った部屋に帰ると
入ったとたんに汗が噴き出てきます。

温度計は 37℃ 

インキュベーターか!!!ちっ(怒った顔)

湿度計は75%。

以下のサイトで不快指数を計算してみると…
http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1202883065

不快指数 93!

不快指数 DI (Tは乾球気温℃、Hは湿度%)
DI=0.81T+0.01H(0.99T-14.3)+46.3で算出されるそうです。
不快指数が80を越えるとほぼ全員が不快を感じるとのこと。

はい。

不快です!!!

帰るなり、とりあえずエアコンと扇風機ON!
あー。今年の夏の電気代もエライこっちゃなんだろうな。。。



そんな時、飲みたくなるのは。そう、麦茶!!(前置き長っ!)

麦茶のパックの試験も最終段階です。
さて、去年の麦茶パックと今年の麦茶パック、どれくらい菌数に差があるのでしょうか…

標準寒天培地に培養しました。

まず、今年。

   写真 2013-07-05 9 27 18.jpg
       3.7×10の2乗CFU/g


そして、去年。

   写真 2013-07-05 9 27 28.jpg
        3.3×10の4乗CFU/g

去年の方がやっぱり菌数多い!


コロニーを見てみると、ブドウ球菌っぽいのが多い。

麦茶のパックを投入するときに素手でつかむので
手の上の菌や、環境菌が残ってしまうのかもしれませんね。

この結果を旦那に報告したところ


旦那曰く

やっぱり!

自分は小袋を取るときに袋の端っこを持って、なるべくコンタミしないように気を使っている!
それなのにmoakoは、袋の真ん中を持って、かつ、時々濡れた手を突っ込んでることもある!
袋に指型らしきものが残ってるのを見たことがある!


と、怒られました。

ずぼらでスミマセン(反省)


ただまあ、見た目は結構な菌が出てますが、思ったほど多くなかったです。
以前測った麦茶パックは10の5乗くらい出てたから、それに比べれば。ねえ。

ただ、この菌が毒素を産生する黄色ブドウ球菌とかだったらちょっと厄介。
黄色ブドウ球菌の毒素、エンテロトキシンは熱にも強いから、水出しはおろか、
煮沸でも30分は必要という困った奴です。

というわけで、今回は去年の麦茶パックは使わないことにしました。

なんせね。

パックを手に取ったときの麦茶の香ばしい香り。
去年の麦茶にはそれがもうすでにない(笑)
だから、多分、美味しくないと思う。


結論。

moakoは、今年の麦茶は、今年の麦茶パックで作ります!

posted by moako at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

去年の麦茶はまだいける? A 

夏です。
暑くなってきました。
関東は梅雨明けしたそうですね。岡山もそろそろかな。
今年の夏はまた一段と暑そうです。

そんな暑い日には麦茶!というわけで、麦茶試験、細々と継続しております。
我が家も麦茶解禁しました。
あれほど、菌が多いと言いながら懲りずに水出し麦茶で飲んでおります。

というわけで、
去年の麦茶と今年の麦茶の菌数比較!準備編です。

まずはパックをハサミで切り、麦茶を取りだしてみます。

右が去年。左が今年の麦茶パック。
 
  写真 2013-06-24 11 24 13.jpg

それを一定重量とり、滅菌精製水中で撹拌し、菌を洗い出していきます。

そして、その液の一部を培地にまいて一般生菌数を測ってみました。
結果は次回。こうご期待。

ところで、moakoは去年と今年の麦茶のマイナーチェンジに気付きました!

同じメーカーの同じ製品の麦茶ですが…
今年のは、麦茶の粒度が小さくなってる!

                   去年
  写真 2013-06-24 11 24 42.jpg


                    今年。
  写真 2013-06-24 11 21 01.jpg

これは、もしかして、今年の麦茶は粒度が小さい→表面積が大きい→早く麦茶ができるのでは?!

と期待して去年の麦茶と今年の麦茶、同条件で同じ時間置いたものを比べてみました。
右が去年。左が今年。

   CA3A0778.JPG
    ありゃ。右=去年の方が濃い(笑)

よく見ると、去年の麦茶の方が細かい沈殿物が多い。
1年のうちにボロボロと小さくなっちゃって、それでよく麦茶がよく出たのかも。

ともあれ。次回、菌数結果です。
posted by moako at 03:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする