2007年03月30日

お花見の季節です。

だんだん暖かくなってきました。 
風が春の匂いがします。


今週末は少し早いお花見に繰り出す人もおおいのでは。
私も繰り出したいところです。


「食中毒は花見から紅葉狩りまで」
というくらい、この時期から食中毒が増えてきます。
もっとも、このごろは冬場のノロウイルスの発生件数が激増しているので、この言葉は当てはまらないかもしれませんが、細菌系の食中毒が増えてくるのがこの時期です。
春になり、気候が良くなって、お花見!!遠足!!なると、お母さんがお弁当を作って、バスケットにつめてもって行ったり、オードブルや行楽弁当を買い込んで出かけたりと、屋外でご飯を食べる機会が増えてきます。
屋外に出かけるとなると、クーラーボックスにでも入れない限り、お弁当を長い間、常温においておくことになります。


まさにそこは細菌たちの楽園!


 たっぷりの栄養分
 そこそこの水分
 そして春のぽかぽか陽気!


この3点セットが揃ったとき、細菌は爆発的に増殖します。
特にこの時期多いものとして、「黄色ブドウ球菌」が代表選手。
この菌は毒素型食中毒といって、細菌が出す毒素によって症状がでるタイプの細菌です。
         
 ブドウ球菌
 3.JPG
        ブドウみたいでしょ。
黄色ってのは、コロニーの色です。
コロニーが黄色で、形がブドウみたいな菌だから黄色ブドウ球菌。安易だねえ。


これは、人間の皮膚の常在性菌である表皮ブドウ球菌と近い仲間で、結構どこにでもいる菌です。
エンテロトキシンという毒素を排出します。菌自体は熱や消毒剤に対して弱い菌なのですが、毒素は耐熱性でなのが厄介です。
怪我をしたときに、清潔にしてないと膿んでしまうことがありますが、ああいうところにかなりの確率でこの菌がいます。また、健康な人の中には、この菌を常在性菌として手や鼻腔などに持っている人も結構いますので、食材を扱うときに人由来で食材に付着して、それが食材の上で増殖し、そのあとに加熱をしても毒素だけが残ってしまい、食中毒が発生します。
おにぎりを握るときに最近ラップを使うように推奨されていますが、これの影響が大きいです。知らず知らずの
うちに黄色ブドウ球菌がついた手でおにぎりを握ってしまうと、手につけたごま塩と一緒に黄色ブドウ球菌もおにぎりにトッピングされてしまいます。(ちなみにこの菌は塩も好き。)


ラップをしておにぎりを握るなんて味気ない。
という意見もあるとは思いますが、
お母さんの愛情はラップを通過しますので、大丈夫です。
菌のみをシャットアウトして、愛情たっぷりのおにぎりを作ってあげてほしいものです。


それと、やはり、しっかり加熱して温度管理をすること。
加熱できるものは中までしっかり加熱することで、菌を激減させることが出来ます。黄色ブドウ球菌もしかり。
そして、残ってしまった菌や、加熱した後でついた菌が増えないように、なるべく低い温度に保ちます。作ったものをすぐに持っていかない場合(前の日に作りおいたりする場合)は、作ったものをすばやく冷まして、冷蔵保存しておくとGoodです。
これらの点を徹底することで、春の食中毒を防ぐことが出来るでしょう。
まさに
 食中毒毒予防の三原則!
 
 つけない
 増やさない
 殺す!
となるわけで。
黄色ブドウ球菌は潜伏期間が短いので、お花見にいって帰りにはもう腹痛なんてことになると、笑えませんからね。


それはそうと、この間、人生初体験!
メイド喫茶に行きました。
「お帰りなさいませ お嬢様揺れるハート
っていってくれました。
岡山のメイド喫茶もそれなりにすごかったですが、秋葉原のメイド喫茶は、おにぎりを握ってくれるそうです。


職業柄、そういう話を聞くと
「心を込めておにぎり握ってあげる → 素手手(パー)! → 黄色ブドウ球菌ドコモポイント → 
 おにぎり完成!(ブドウ球菌つき) → はいどうぞ揺れるハート。 


って妄想が広がりはじめてたいへんなのですが、調べてみると、ちゃんとラップをして握ってくれるようです。
衛生第一!の波はメイド喫茶にもしっかり届いているようです。
安心して食べられます。
posted by moako at 23:08| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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